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2021-09-24 00:00:00 更新

東京センチュリー株式会社向けサステナビリティ・リンク・ローンへの融資~太陽光発電事業の推進や途上国への低炭素技術提供を通じた低炭素社会の実現を後押し~ [第一生命]

2021 年9月 24 日


東京センチュリー株式会社向けサステナビリティ・リンク・ローンへの融資
~太陽光発電事業の推進や途上国への低炭素技術提供を通じた低炭素社会の実現を後押し~


第一生命保険株式会社(代表取締役社長:稲垣 精二、以下「当社」)は、東京センチュリー株式会社(代表取締役社長:野上 誠、以下「東京センチュリー」)を借入人とするサステナビリティ・リンク・ローン1に、コ・アレンジ ャー(副幹事)として 50 億円の融資を行いましたのでお知らせします。


サステナビリティ・リンク・ローンは、事前に設定されたサステナビリティ・パフォーマンス目標(以下、「SPTs」)の達成状況によって金利が変動する仕組みとなっており、借入企業の取組み・行動変容を後押しすることで、 環境・社会面において持続可能な経済活動を促進・支援することを目指す金融商品です。


東京センチュリーは、情報通信機器をはじめとしたリース事業等の金融サービスを提供する企業です。「事業の成長に挑戦するお客さまとともに、環境に配慮した循環型経済社会の実現に貢献する」という経営理念の下、サステナビリティ経営を推進しており、京セラ株式会社との共同出資による太陽光発電事業会社の設立・運営や、途上国に対する低炭素技術の普及等を行う二国間クレジット制度(JCM)2の代表事業者を務めるなど、低炭素社会実現への貢献や社会インフラ整備に向けた取組み等を積極的に行っています。


本件では、太陽光発電事業の年間発電量や CO2削減貢献量、二国間クレジット制度(JCM)を通じた温室効果ガス(GHG)削減目標の達成といった気候変動対応をはじめとした3つの SPTs を設定しており、これらの目標の達成状況に応じて金利が変動する仕組みとなっています。


当社は本融資が、東京センチュリーにおけるサステナビリティ取組みの更なる推進の動機付けとなり、持続可能な社会の実現に向けた取組みの後押しとなることを期待しています。今後も引き続き、運用手法の高度化・多様化によって資産運用収益の向上を図るとともに、責任ある機関投資家として持続可能な社会の形成に寄与すべく 、ESG 投資に積極的に取り組んでいきます。


【案件概要】
借入人
東京センチュリー株式会社
組成額
225 億円
期間
5年
アレンジャー
株式会社みずほ銀行
サステナビリティ・パフォ ーマンス目標(SPTs)
1.京セラ TCL ソーラー合同会社3の太陽光発電事業による年間発電量およびCO2削減貢献量目標の達成
2.二国間クレジット制度(JCM)の想定 GHG 削減貢献量(累計)目標の達成
3.DX 認定(経済産業省)4の維持


1 本融資は、株式会社日本格付研究所(JCR)か ら、サ ステ ナビリティ・リンク・ロ ーン原 則との整 合性 等について第三者 意見を取 得してい ま す。
2 途上国において低炭素技術などを活用して CO2を削減し た場 合、削 減され た C O2の一部を 日本の 排出削 減量とし て計上 できる制度 です。現 在、日 本はタイやインドネシア、フィリピンなど 17 カ国をパートナーとして、この制度を 構築してい ま す。
3 京セラ TCL ソーラー合同会社は、 東京 センチュリ ーと京 セラ株式会 社によ って 2012 年に設 立され た太陽 光発電 事業を展 開 する会社 です。2012 年8月の 設立以 来、全国 80 カ所以上で太陽光発電所を稼働、運営し ていま す。
4 DX 認定制度とは、「情報処理の促進 に関 する法 律」に基 づき、「 デジ タル ガバ ナンス・コード」の基 本的事 項に対応 する企 業を経済 産業省 が認定 する 制度 です。

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