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令和3年9月16日
総合政策
この記事を印刷 令和3年9月16日、環境省は、「(仮称)新郡山布引高原風力発電所計画段階環境配慮書」(株式会社ジェイウインド)に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。
本事業は、福島県郡山市において、稼働中である「郡山布引高原風力発電所」の風力発電設備33基を全て撤去し、最大で総出力65,980kWの風力発電設備最大33基に建て替えるものである。
環境大臣意見では、既設の風力発電設備の稼働による影響等の確認を含む適切な調査等を行い、風力発電設備への衝突事故、移動の阻害等による鳥類への影響を回避又は極力低減すること等を求めている。
環境影響評価法及び電気事業法は、出力10,000kW以上の風力発電所の設置又は変更の工事を第一種事業として対象事業としており、環境大臣は事業者から提出された計画段階環境配慮書※について、経済産業大臣からの照会に対して意見を述べることができる。
今後、経済産業大臣から事業者である株式会社ジェイウインドに対して、環境大臣意見を勘案した意見が述べられ、事業者は、意見の内容を検討した上で事業計画を決定し、事業段階の環境影響評価(環境影響評価方法書、準備書、評価書)を行うこととなる。
※計画段階環境配慮書:配置・構造又は位置・規模に係る事業の計画段階において、重大な環境影響の回避・
低減についての評価を記載した文書。
・ 事業者 株式会社ジェイウインド
・ 事業位置 福島県郡山市(事業実施想定区域面積 約303ha)
・ 出力 最大65,980kW(単機出力2,000kW級×最大33基)
別紙のとおり。
(参考)環境影響評価に係る手続
・ 令和3年8月 4日 経済産業大臣から環境大臣に意見照会
・ 令和3年9月16日 環境大臣から経済産業大臣に意見提出
情報提供:JPubb