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2021-08-20 00:00:00 更新

太陽光発電舗装システム(Wattway)の普及に向けてフランスのColas社およびコラス・ジャパンと技術協力

2021年8月20日


東亜道路工業株式会社


太陽光発電舗装システム(Wattway) の普及に向けて
フランスのColas社およびコラス・ジャパンと技術協力


本社ビル エントランスの設置状況 夜間のLED照明の点灯状況 蓄電池および非常用電源当社は,太陽光発電舗装システム(Wattway)を開発しているフランスのColas社およびコラス・ジャパン株式会社(東京都千代田区,代表取締役:長沼薫)と,日本での普及を図るため技術協力して,高温多湿な日本の環境に適応した材料開発を進めています。


このたび,2021年7月21日に東亜道路工業株式会社本社ビル(東京都港区)のエントランスに試験的に太陽光発電舗装システムを設置しました。太陽光発電舗装で発電された電力は,夜間にエントランスに設置したLEDライトを灯すとともに,電源コンセントを設置しており非常時に携帯電話への充電などに利用することができます。


当社は,地球環境を配慮したSDGsやカーボンニュートラル社会の実現に向けて,今後もコラス・ジャパン株式会社とともに技術的検討をすすめ,太陽光発電舗装システムの実用化・普及を図ってまいります。


●太陽光発電システム (Wattway) について


「Wattway」は,フランスの Colas 社とフランスの国立太陽エネルギー技術研究所(CEA-INES)が共同して開発した太陽光発電舗装システムです。大型車の走行荷重にも耐えられ,厳しい気象条件下においても太陽光発電能力を持続する革新的な技術です。


太陽光発電舗装システムに用いる発電パネルの表面にはすべり止めが施され車道と歩道の両方に適用できます。フランス国内で大型車による実証実験で耐久性の確認がなされています。この発電パネルは,面積 0.86 m2,厚さ 6 mm,質量 5.5 kg であり,軽量で持ち運びが容易で,道路の舗装面にそのまま貼り付けることが可能です。パネル 1 枚の最大発電能力は 125 WPeakであり,道路から再生可能エネルギーを生み出し,道路空間の設備への給電や災害時の自立運転による電力バックアップ機能を生み出すことができます。


●太陽光発電舗装システムの本格普及に向けた開発の方向性


太陽光発電舗装システムは,発電した電力をバッテリーに蓄電できるため,夜間に横断歩道の白線や停止線を発光させたり,災害時に電子機器の非常用電源として使ったりなど,多様な活用方法を検討しています。歩道用は公園の園歩道や日陰の少ない空間への設置を意識し,電動サイクルや電動キックボードなどのスローモビリティ機器への充電施設としての活用も考えられます。 このため,当社では,日本の高温で多湿な環境下に適応すべく材料開発を進めてまいります。


公式ページ(続き・詳細)はこちら
https://www.toadoro.co.jp/news/docs/eb7517910a373da65dd5522ac42f39c6ebb2a563.pdf



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