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2021-06-18 08:30:00 更新

【サステナブルインパクト】フラッシュ型地熱発電を対象とするプロジェクトファイナンスの組成について


2021 年 6 月 18 日
株式会社新生銀行


【サステナブルインパクト】フラッシュ型地熱発電を対象とする
プロジェクトファイナンスの組成について
~株式会社南阿蘇湯の谷地熱との新生グリーンローンの契約締結~


当行は、持続可能性や ESG/SDGs の観点に、環境・社会・経済など社会全般に対して正のインパクトをもたらすことを目的とする社会的インパクトの概念を融合させた「サステナブルインパクト」の取り組みを推進しています。社会課題に対して正のインパクトをもたらす企業や事業に対し、お客さまとの継続的な対話を通じて投融資を行っていきます。


このたび、株式会社フォーカス(東京都港区、代表取締役社長:岩瀬仁)、株式会社レノバ(東京都中央区、代表取締役社長:木南陽介)、およびデナジーサーマル株式会社※1(東京都千代田区、代表取締役社長:塩谷惣平)(以下、3 社を総称して「本スポンサー」)が共同出資する株式会社南阿蘇湯の谷地熱に対し、地熱発電所の建設資金を資金使途とするプロジェクトファイナンスを組成し、2021 年 6 月 18 日に「新生グリーンローン」として金銭消費貸借契約を締結しました。


本件地熱発電事業では、熊本県阿蘇郡南阿蘇村にフラッシュ型地熱発電所※2の建設を計画しています。地熱発電は、ライフサイクル CO2 排出量が低水準であるため、再生可能エネルギーの中でも特に環境負荷の少ない電源と評価され、また、設備利用率の高さや日本国内の豊富な地熱資源のポテンシャルから、再生可能エネルギーのさらなる普及に向けて開発促進が期待されています。


当行はこれまで、高度なストラクチャリング能力などの専門性を強みとして、多数の再生可能エネルギー事業向けプロジェクトファイナンスの組成を行ってきました。本件は、豊富な経験により培われたノウハウを活かし、当行として初めて国内地熱発電事業に対するプロジェクトファイナンス組成に至ったものです。また、サステナブルインパクト評価室は、本事業の環境改善効果等を確認し、本ファイナンスを「新生グリーンローン」(別添資料参照)として評価しました。


新生銀行グループは、社会・環境課題の解決に向けたソリューションの提供をグループ経営のマテリアリティとして、今後も、再生可能エネルギー分野における継続的なファイナンスの提供を通じて、持続的な社会の構築に貢献していきます。


※1 丸の内インフラストラクチャー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:木澤茂)とデナジー株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:中野大吾)の共同設立会社


※2 フラッシュ型地熱発電とは、熱交換を行わず、地下からの蒸気で直接タービンを回す発電方式です。


公式ページ(続き・詳細)はこちら
https://pdf.irpocket.com/C8303/qlkO/BDfO/hbBZ.pdf


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