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2021-06-17 00:00:00 更新

~西アフリカ初のFSRU、LNG発電船ソリューション~ KARMOLブランド初のFSRU“KARMOL LNGT POWERSHIP AFRICA”がセネガルへ到着

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~西アフリカ初のFSRU、LNG発電船ソリューション~
KARMOLブランド初のFSRU“KARMOL LNGT POWERSHIP AFRICA”がセネガルへ到着

2021年06月17日

Karpower International B.V.
株式会社商船三井

株式会社商船三井(社長:橋本剛、本社:東京都港区、以下「商船三井」)とKarpower International B.V.社(*1)(CEO:Orhan Remzi Karadeniz、本社:トルコ・イスタンブール、以下「Karpowership」)はKARMOL(カルエムオーエル)(*2)のブランドの下、FSRUと発電船を組み合わせたLNG発電事業に取り組んでいます。その第一号案件となるセネガル向けプロジェクトに用いられるFSRU(*3)、“KARMOL LNGT POWERSHIP AFRICA(カルエムオーエル エルエヌジーティー パワーシップ アフリカ、以下「本船」)”(*4)が2021年5月31日、無事セネガルのダカールに到着しました。

本船は今後、2019年10月から重油焚きで操業を行っている発電容量 235 MWの発電船”Karadeniz Powership Ayşegül Sultan” (以下「本発電船」)にガスパイプラインで接続されます。一連のコミッショニング作業を経てFSRUと発電船を一体運用したガス焚き発電の操業に移行する予定です。

本発電船は、セネガルの電力需要の約15%に当たる220MWを安定的に発電していますが、本船と接続することで、より経済的で、環境負荷の低いエネルギー供給が実現します。

記念すべき第一号案件のセネガルプロジェクトを契機に、商船三井とKarpowershipは今後とも世界中で環境にやさしいLNG発電船事業を通じた発電ソリューションの提案を続けてまいります。

【動画】シンガポールからセネガルに曳航中の本船

【“KARMOL LNGT POWERSHIP AFRICA”要目】
(1) 全長:272.00m
(2) 全幅:47.20m
(3) LNGタンク:モス型
(4) LNG貯蔵能力:125,470m3

(*1) 1948 年にトルコで創業されたKaradeniz Holdings(以下「Karadeniz 社」)の主要事業である発電船事業を担う中核企業。Karadeniz 社はトルコのみならず世界市場を対象にファイナンス、不動産、造船、エネルギー分野のビジネスを行い、特にエネルギー分野では発電船事業を通じ業界をけん引している。http://www.karadenizholding.com/en

(*2) 詳細は以下、2019年3月29日付プレスリリースをご参照ください。
商船三井と Karpowership が LNG 発電船事業におけるパートナーシップを構築 ~世界最大の発電船事業者とアジア最大の FSRU 事業者が共同営業・投資へ~

(*3) Floating Storage and Regasification Unitの略。浮体式LNG貯蔵再ガス化設備。洋上でLNGを再気化し、パイプラインへ高圧ガスを送出する能力を持つ。

(*4) 詳細は以下、2021年3月16日付プレスリリースをご参照ください。
KARMOLブランドによる1隻目のFSRU“KARMOL LNGT POWERSHIP AFRICA”と命名 ~セネガルLNG発電船プロジェクト向けFSRUとして竣工~


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