2021 年 5 月 25 日
千代田化工建設株式会社

北海道北部風力送電株式会社向け
北豊富変電所蓄電池システムにおける実証業務を受注

千代田化工建設株式会社（本社：神奈川県横浜市、代表取締役社長：山東 理二、以下「当社」)は、北海道北部風力送電株式会社＊（本社：北海道稚内市、代表取締役社長：吉村 知己）が計画する「風力発電のための送電網整備の実証事業」において、同社より、蓄電池システムにおける実証業務を受注しましたので、お知らせします。本業務の詳細は、以下の通りです。

1.顧客名：北海道北部風力送電株式会社

2.案件名：北豊富変電所蓄電池システムにおける実証業務

3.本業務の概要 ：当社が北海道北部風力送電殿向けに建設中の蓄電池システムを用いて以下業務を実証致します。

① 出力変動緩和要件充足他を考慮した最適な蓄電池容量の検討（AI を活用した出力予測含む）。

② ブラックアウト等からの系統復旧に貢献する電源としての活用検討。

③ 系統において供給力が低下し周波数に影響を与える場合、瞬時に蓄電池から放電を行う事で、ブラックアウトまた負荷遮断を回避する方法の検討。

④ 蓄電池で負荷変動に追従し、風力からの出なりの出力と合わせ、需給一致させる方策の検討。当社は、北海道北部風力送電株式会社殿向けに、北豊富変電所に併設する世界最大級の蓄電池システム建設工事の設計・調達・建設（EPC）業務を遂行中です。

昨今、風力発電及び太陽光発電等の再生可能エネルギーの導入拡大及び災害に強いレジリエンス対応として、蓄電池システムのニーズが高まっています。当社は、今後も蓄電池システムをはじめ再エネ・エネルギーマネジメントシステムの社会実装を通じて、カーボンニュートラルの実現に積極的に取り組んでいく方針です。

＊株式会社ユーラスエナジーホールディングス、コスモエコパワー株式会社、稚内信用金庫、北海道電力ネットワーク株式会社、株式会社北海道銀行、株式会社北洋銀行、有限会社稚内グリーンファクトリーが出資。2013 年 8 月設立。

以上

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この件に関するお問い合わせ先 ：ＩＲ・広報・ＣＳＲセクション
塚本／池尻
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