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≫ 2021-05-06 00:00:00 更新

アラブ首長国連邦にて天然ガス火力発電・淡水化事業へ参画

双日、アラブ首長国連邦にて天然ガス火力発電・淡水化事業へ参画

～ アブダビ首長国の経済発展に伴う電力・水供給需要増に対応 ～

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2021年5月6日
双日株式会社

双日株式会社（以下、双日）は、アラブ首長国連邦アブダビ首長国においてミルファ天然ガス火力発電・淡水化事業(以下、本事業)を運営する同国法人ミルファ・インターナショナル・パワー・アンド・ウォーター社（Mirfa International Power and Water Company）の株式20%を取得しました。

＜発電および海水淡水化プラント＞

双日は、ドバイ首長国金融大手シュア・キャピタル(SHUAA Capital)が保有する本事業の全株式を買収し、既存株主のアブダビに本社を置く、欧州・中東・アフリカ地域最大級の総合エネルギー会社であるAbu Dhabi National Energy Company PJSC(TAQA)と世界各国で大型IPP/IWPP事業の開発・運営実績を多数有するフランスの大手エネルギー会社Engieと共に事業運営を開始します。

本事業は出力1,600MWの天然ガス火力発電設備および日量52.5百万英ガロンの淡水化設備を保有・運営し、エミレーツ水電力公社（Emirates Water and Electricity Company）に対し残存契約期間約22年の長期契約に基づき売電および売水を行うものです。環境負荷の少ないクリーンエネルギーである天然ガスを利用し、アブダビ首長国の経済発展に伴い需要が拡大する電力・水の安定供給に貢献していきます。

双日は、国内外における多数の発電事業で実績と経験を培ってきました。本参画を通じ新たなパートナーと共に引き続きエネルギー・発電・造水・熱冷供給といった、需要家のインフラ基盤を提供するための一貫したサービスに事業領域を拡大していきます。そして社会のニーズにこたえる事業と社会インフラ領域の取組みを強化していきます。

ミルファ天然ガス火力発電・淡水化事業概要

事業会社Mirfa International Power and Water Company
出資比率双日20%、TAQA 60%、Engie 20%
所在地アラブ首長国連邦アブダビ首長国
発電容量1,600MW
造水容量52.5百万英ガロン/日
売電・売水先エミレーツ水電力公社
商業運転開始2017年10月
売電・売水期間25年間

アブダビ国営エネルギー会社の概要

会社名Abu Dhabi National Energy Company PJSC（TAQA）
設立2005年
代表者Jasim Husain Thabet
業種エネルギー事業

シュア・キャピタルの概要

会社名SHUAA Capital PSC
設立1979年
代表者Jassim Alseddiqi
業種金融事業

フランスのエネルギー会社の概要

会社名Engie
設立2008年
代表者Catherine MacGregor
業種エネルギー事業

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