2021年2月9日
千代田化工建設株式会社
カタール国
North Field East (NFE) LNG輸出基地
(新規液化天然ガスプラント
)の
設計、調達、建設(
EPC)業務を受注
千代田化工建設株式会社(本社:横浜市、代表取締役社長:山東 理二、以下「当社」)は、仏国TechnipEnergies社(本社:フランス、President and CEO: Arnaud Pieton氏)と共同で、カタール国営石油会社であるカタールペトロリアム社(本社:ドーハ、President and CEO:Saad Sherida Al-Kaabi氏、以下「QP社」)が、同国ラスラファン工業団地内にて計画するNFE液化天然ガス(以下「LNG」)輸出基地(新規液化天然ガスプラント、以下「本案件」)に関する設計、調達、建設及び試運転(以下「EPC」)業務を受注いたしましたので、お知らせいたします。
本案件は、世界最大の単一ガス田であるカタール ノースフィールドガス田の東部から新たに生産される日量約60億立方フィートの天然ガスを液化処理するために、年産3,200万トン(800万トン×4系列)のLNGプラントおよび付帯設備のEPC業務を行うものです。また、温室効果ガスを既存LNGプラント比25%以上削減する二酸化炭素回収・貯留設備も含まれています。
本案件の遂行によりカタールは、LNG生産量を現在の年産7,700万トンから年産1億1,000万トンに増産可能となります。
当社は1970年代からカタールで石油・石油化学・ガス及び水処理設備等の多岐にわたる分野でプラント建設に従事し、カタールで建設されたLNGプラント14系列の全てに携わり、内12系列のEPC業務を遂行してきました。加えて、2018年から本案件の基本設計(FEED)業務を遂行しました。これまで当社は、カタールの現地グループ企業である千代田アルマナエンジニアリング社とともに、現地顧客に対して100件を超えるプロジェクトを遂行しています。本受注は、こうしたカタールにおける当社の絶え間ない貢献と実績が評価されたものです。
《千代田アルマナエンジニアリング社》
当社と現地企業のアルマナグループが2008年に設立した、当社49%出資の連結子会社
《Technip Energies社について》
Technip Energies社はエネルギー分野において世界50か国以上で技術・設計・建設サービスを提供した実績があり、全世界に1万5,000人の従業員を擁する企業です。
以上
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この件に関するお問い合わせ先 :
IR・広報・CSRセクション 塚本/池尻
電話: 045-225-7734 FAX: 045-225-4962
URL: https://www.chiyodacorp.com/en/contact/index.php