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2021.01.29 お知らせ
ダイニチ工業株式会社(本社:新潟県新潟市、代表取締役社長:吉井 久夫)は、京セラ株式会社(社長:谷本 秀夫)とパーパス株式会社(社長:髙木 裕三)との間で共同開発した家庭用燃料電池コージェネレーションシステムの「燃料電池ユニット(貯湯タンク内蔵)」およびパーパス製の「熱源機」と組み合わせて東京ガス株式会社(社長:内田 高史)より発売された「エネファーム※2ミニ」が、一般財団法人新エネルギー財団の主催する「新エネ大賞」において「資源エネルギー庁長官賞(商品・サービス部門)」を受賞しましたのでお知らせいたします。
新エネ大賞では、新エネルギーの一層の導入促進と普及および啓発を図るため、新エネルギーにかかわる商品および新エネルギーの導入、あるいは普及啓発活動を広く募集し、優れたものを表彰しています。
※1:定置型家庭用燃料電池において世界最小サイズ(京セラ調べ)。2019年10月10日時点。
※2:「エネファーム」および「ENE・FARM」は登録商標です。
【受賞テーマ】世界最小サイズの高効率家庭用燃料電池「エネファームミニ」 京セラ株式会社、ダイニチ工業株式会社、パーパス株式会社 |
定格発電出力の低出力化と、エアコン室外機と同等サイズの実現により、これまでエネファームを設置できなかったお客さまへの導入を目指して開発。
燃料電池形式 | 固体酸化物形(SOFC) | |||
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性能 | 定格発電出力 | 400W | ||
定格発電効率 | 42%(HHV),47%(LHV) | |||
総合効率 | 72%(HHV),80%(LHV) | |||
貯湯タンク容量 | 20L | |||
寸法 | 燃料電池ユニット | W800mm×D350mm×H700mm | ||
熱源機(標準タイプ) | W480mm×D250mm×H750mm | |||
質量 | 燃料電池ユニット | 80kg(乾燥重量) | ||
熱源機(標準タイプ) | 42kg(乾燥重量) | |||
設置スペース | 奥行条件 | 995mm | 675mm | 500mm |
面積 | 約1.8m² | 約1.9m² | 約1.6m² | |
停電時出力 | 最大400W |
東京ガスと京セラは、世界最小サイズの家庭用燃料電池コージェネレーションシステム「エネファームミニ」の製品化に成功した。「エネファームミニ」は、「燃料電池ユニット(貯湯タンク内蔵)」と「熱源機」で構成される。「燃料電池ユニット」は、京セラ、ダイニチ工業、パーパスが共同開発したものであり、「熱源機」はパーパス製となる。
エネファームは2009年に販売を開始し、2020年12月末現在で38万台を超えている。しかし、近年は販売台数が横ばいの状況である。国の目標である530万台の普及に向けては、隣接地境500mm程度の戸建住宅や集合住宅に設置可能な機器の小型化や、イニシャルコストの低減、一世帯あたりの電力需要量低下への対応が必要となった。そこで、定格発電出力の低出力化と、エアコン室外機と同等の大きさを実現し、これまで設置できなかったお客さまへの導入を目指して、エネファームミニを開発した。
世界最小サイズの高効率家庭用燃料電池コージェネレーションシステム「エネファームミニ」の燃料電池ユニットを共同開発し製品化しました。
世界最小サイズの高効率家庭用燃料電池「エネファームミニ」が、令和2年度「新エネ大賞」資源エネルギー庁長官賞を受賞しました。
情報提供:JPubb