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2021-01-21 00:00:00 更新

丸の内エリアを中心に19棟の全電力を再生可能エネルギー由来に~CO2約18万トン/年を削減、入居企業も含めてRE100に対応~


2021 年 1 月 21 日
三菱地所株式会社


丸の内エリアを中心に 19 棟の全電力を再生可能エネルギー由来に
~CO2約 18 万トン/年を削減、入居企業も含めて RE100 に対応~


三菱地所株式会社は、2021 年度より、丸ビルや新丸ビルなど丸の内エリア(大手町・丸の内・有楽町)の 18棟及び横浜ランドマークタワーの計19 棟(延床面積計約 250 万㎡)において、全電力を再生可能エネルギー由来(以下、再エネ電力)とします。これによるCO2削減量は年間約18 万トンを見込んでいます。尚、丸の内エリアにおけるCO2削減量は年間約16 万トンで、当社所有ビル CO2排出量の約8 割に相当します。


今回導入する再エネ電力は、「生グリーン電力」及び「トラッキング付FIT 非化石証書」を併用して「RE100※1」対応としており、且つビルで使用する電力量の全量であるため、対象ビルの入居企業は自社で再エネ電力を利用していると認められます。


本件は、三菱地所グループが長期経営計画2030 で掲げた「三菱地所グループの Sustainable Development Goals 2030」の重要テーマの一つである「Environment:気候変動や環境課題に積極的に取り組む持続可能なまちづくり」に関する取り組みで、CO2削減目標(2017 年度比で 2030 年までに 35%削減、2050 年までに87%削減(SBT※2認定))を定めております。また、「RE100」参加(2020 年 1 月)にあわせて策定した再エネ電力比率(2030 年までに 25%、2050 年までに 100%)については約 30%となる見込みであり、2030 年までの中間目標を前倒しで達成する予定です。


三菱地所グループでは、サステナブルな社会の実現に向けて、時代が抱える社会課題への解決策を提供するため、2022 年度以降、その他ビルについても再エネ電力の導入を積極的に進めていきます。特に、丸の内エリアにおける当社所有ビルで使用する電力については、2022 年度には全てのビルにおいて再エネ電力とする予定です。


■再エネ電力への切替について


切替時期 2021 年度


対象ビル 計19 棟(延床面積計約 250 万㎡)


丸の内ビル、新丸の内ビル、丸の内パークビル、三菱UFJ 信託銀行本店ビル、丸の内永楽ビル、 東京ビル、丸の内オアゾA 街区、三菱ビル、丸の内二丁目ビル、丸の内仲通りビル、大手町ビル、 大手町パークビル、大手門タワー・ENEOS ビル、大手町フィナンシャルシティ グランキューブ、 丸の内二重橋ビル、新東京ビル、国際ビル、新国際ビル、横浜ランドマークタワー


切替方法


①生グリーン電力


風力、太陽光、バイオマスなど再生可能エネルギーにより発電され、一般送電網を通じて需要家に託送される電力のこと。


②トラッキング付FIT 非化石証書


FIT 非化石証書とは固定価格買取制度(FIT)対象の再生可能エネルギー電源の電気に対する証書のことで、トラッキング付非化石証書は更に環境価値の由来となった再生可能エネルギー電源を明らかにした(追跡・トラッキングした)もの。RE100 加盟企業の目標達成手法に活用できる。


CO2削減量 年間約18 万トン(想定)


<内訳>


丸の内エリア(18 棟):約 16 万トン ※丸の内エリアの当社所有ビル CO2排出量の約8 割に相当 横浜ランドマークタワー:約2 万トン


電力会社


ENEOS 株式会社、ダイヤモンドパワー株式会社、東京ガス株式会社、東京電力エナジーパートナー株式会社、日鉄エンジニアリング株式会社、(五十音順)


【注釈】


※1 企業が事業で使用する電気を 100%再生可能エネルギーとすることにコミットする協働イニシアチブ。企業が結集することで、政策立案者お よび投資家に対して、需要家からエネルギー移行を加速させるためのシグナルを送ることを意図する。日本では、「日本気候リーダーズ・パ ートナーシップ(JCLP)」が RE100 の公式地域パートナーとして、日本企業の参加と活動を支援する。 詳細:http://www.there100.org/


※2 産業革命時期比の世界の気温上昇を「2℃未満」に抑えるため、企業に対して科学的な知見と整合した削減目標を設定するよう求める環境イニシアチブ。


○丸の内エリアのまちづくりコンセプト:「丸の内Re デザイン」


三菱地所は、2020 年以降の丸の内エリア(大手町・丸の内・有楽町)におけるまち づくりを「丸の内NEXT ステージ※」と位置付け、“人・企業が集まり交わることで 新たな「価値」を生み出す舞台”を創造していきます。「丸の内 Re デザイン」はその 実現に向け、まちづくりのあり方から変えていくコンセプトワードです。


※始動リリース: https://www.mec.co.jp/j/news/archives/mec200124_marunouchinext.pdf

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