プレスリリース

プレスリリース

武豊火力変電所 設備改修工事における請負災害の原因について

2020年11月20日
中部電力株式会社

11月16日に発生した、中部電力パワーグリッド株式会社（以下、中部電力パワーグリッド）の武豊火力変電所（知多郡武豊町）における請負災害（11月16日お知らせ済み）について、事故の状況と原因をお知らせいたします。

今回の事故は、請負会社である株式会社シーテック（以下、シーテック）の協力会社作業員1名が、がいし洗浄用の水管を支持する高さ4mの鉄柱に昇り、高さ2.5m付近に設置された配管を撤去していたところ、鉄柱が基礎の接合部（溶接）から外れたため根元から倒れ、停止していた高所作業車に衝突したものです。

事故の原因は、当該箇所にて別の工事が行われたことにより、鉄柱と基礎の接合部が仮止めされ補強用部材が取り付けられていた状態について、中部電力パワーグリッドとシーテックとの間で情報共有がされなかったこと、およびシーテックが作業当日も仮止めの状態に気付かないまま補強用部材を取り外してしまったことと考えております。

負傷された作業員の方およびそのご家族の方に対し、心よりお詫びとお見舞い申し上げますとともに、関係機関はじめ地元の皆さまにご迷惑とご心配をおかけしておりますことをお詫び申し上げます。

また、中部電力グループ内において、連続して重大な事故を発生させておりますことについて、重ねてお詫び申し上げます。

今回の事象を中部電力グループとして重く受け止め、再発防止策の徹底を図ってまいります。

参考

中部電力パワーグリッド株式会社2020年11月16日プレスリリース「武豊火力変電所 設備改修工事における協力会社作業員の負傷について」

以上