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プレスリリース
2020.11.12
プレスリリース
株式会社自律制御システム研究所(所在地:東京都江戸川区、代表取締役社長 兼 COO:鷲谷 聡之、以下「ACSL」)は、風力発電機のブレードをACSLが開発した国産ドローンであるACSL-PF2を用いて自律飛行点検する実証実験を実施いたしました。本実証により、従来の望遠レンズ搭載カメラによる地上からの撮影に比べて、ドローンの自律飛行による画像撮影により、大幅に時間を短縮することが可能であるという結果が得られたため、ACSL-PF2の風力発電機点検仕様として提供を開始いたします。
■ACSL-PF2 風力発電機点検仕様の特徴
国産の産業用ドローンACSL-PF2
風力発電機
■実証実験の概要
風力発電機は、安全に運用していくために損傷部分の確認等の定期的な点検が必要とされています。特にブレード部分は高所に位置するため、地上から望遠レンズ搭載カメラによって撮影を行いますが、ブレードすべての撮影を行うには風力発電機を一旦停止し、ブレードの角度を変えながら撮影する必要があり、1基撮影するのに2~3時間程度の時間を要することが課題でした。
本課題の解決のため、ACSLは、ドローンによる風力発電機のブレード点検の実証実験を実施いたしました。
■実証実験の結果
風力発電機の周りを自律飛行で撮影するドローンの様子
ドローンが撮影した風力発電機のブレードの先端
■今後の展開
ACSLは、今後もドローンによる風力発電機の点検の実用化に向けた検討を進めていくことで、点検用の画像撮影にかかる時間を大幅に短縮させ、点検作業全体の効率化が可能となるドローンの開発を推進してまいります。
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情報提供:JPubb