2020 年 11 月 4 日
ワタミエナジー、再エネ 100%電気プランを発売 グループ食品工場の太陽光発電を活用 ワタミ株式会社(東京都大田区、以下ワタミ)のグループ会社であるワタミエナジー株式会社(東京都大田区、以下ワタミエナジー)は、11 月 1 日より再生可能エネルギー100%の電力サービス「再エネ 100 プラン※1」の供給を開始しました。「再エネ 100 プラン」で供給する電気は、ワタミが埼玉県東松山市で展開する食品工場「ワタミ手づくり厨房」東松山センターのソーラーパネルで発電したものです。事業者向けに販売するプランで、これから再生可能エネルギー使用への関心が高まることを背景に提案する商品となります。
■温室効果ガス削減に向けた再生可能エネルギーニーズ向上に対応
「再エネ 100 プラン」は、ワタミエネジーの電力事業「ワタミの電気」で販売する新メニューで、「再生可能エネルギー100%の電気を使用したい」といったニーズにこたえる提案です。ワタミエナジーでは 2012 年より子会社を通じて太陽光発電や風力発電によって再生可能エネルギーの発電に取り組んできました。「再エネ 100 プラン」の電力は「ワタミ手づくり厨房」東松山センターの屋上に設置しているソーラーパネルによって発電した電源です。「再エネ 100 プラン」の初導入は、東京農業の発信施設「東京農村」(東京都港区)に決まっています。
今後、中長期的に温室効果ガス削減に向けた取り組みが推進されることから、再生可能エネルギーで発電した電気へのニーズも高まるとみています。こうした社会環境の変化に合わせた商品として環境負荷を軽減する「再エネ 100 プラン」を導入しており、今後も環境への影響を意識した商品ラインナップを強化していきます。
※1.再エネ 100 プラン:非化石価値証書(再エネ指定)の購入により、実質的に、再生可能エネルギー100%の電気の供給を実現します。これにより、「CO2 排出係数ゼロ」を達成する予定です。ただし、市場取引によって購入するものであるため、十分な量を調達できない場合があります。固定価格置取制度(FIT 制度)による再生可能エネルギー(FIT 電気※2)の発電所にて発電された電力の環境価値は、国内制度により全て非化石価値として電力とは別に扱われ、非化石価値市場を通じて調達することとなっています。
※2.FIT 電気:FIT 電気は再生可能エネルギー発電促進賦課金を通じ、国民の皆様の負担及び非化石価値取引市場における非化石価値証書の売却収入により賄われているものであり、費用負担や CO2 排出係数の取り扱いが他の再生可能エネルギー電源で発電した電気と異なり、火力発電による電気なども含めた全国平均の CO2 排出量を持った電気として扱われています。
■「東京農村」
「東京農村」は「東京の農業を応援する」をコンセプトにした商業施設です。施設内には、東京産の野菜や肉・ドリンクなどを提供する飲食店、東京の農・食を支援するシェアオフィス、シェアキッチンといった施設も備えています。
【所在地】東京都港区赤坂 3-19-1
【所有者】株式会社ナヴィラ 代表取締役 中村克之
【監修】 株式会社エマリコくにたち
【管理】 株式会社セントロ
【開業】2018 年 6 月
【テナント】 飲食店、シェアオフィス、シェアキッチン
【ホームページ URL】http://tokyo-noson.com/
■ワタミエナジー株式会社
【所在地】 東京都大田区羽田 1-1-3
【代表者】 代表取締役社長 高橋 雅彦
【設立】 1998 年 7 月
【事業内容】 電力事業、林業、地域電力支援
【ホームページ URL】 https://watami-energy.jp
■ワタミ株式会社
【所在地】東京都大田区羽田 1-1-3
【代表者名】代表取締役会長兼グループ CEO 渡邉美樹
【設立】1986 年 5 月
【事業内容】国内外食事業、海外外食事業、宅食事業、農業、環境事業
【ホームページ URL】https://www.watami.co.jp
《 お問合わせ先 》
ワタミ株式会社 広報室 /
TEL:03-5737-2784 / E-mail:press@watami.net