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2020/08/28
戸田建設(株)(社長:今井 雅則)は、このたびブラジル連邦共和国に新たに戸田インベストメント・ブラジルLtda.、戸田エネルジア・ブラジルLtda.の現地法人2社※を設立し、北東部(リオグランデ・ド・ノルテ州アレイア・ブランカ市)にて発電出力27.72MWの陸上風力発電・売電事業に着手しました。
設立49周年を迎えるブラジル戸田建設(株)の営業網を活かし、日系進出企業などの工場へグリーン電力を供給して参ります。建設業界における環境保全のトップランナーを目指しRE100をいち早く宣言した当社は、本事業を通じて供給先の企業様と共に、SDGs達成への貢献を含めたESG経営を実践して参ります。
ブラジルは従来、発電源構成においては水力発電の割合が高く、降雨量により電力価格が影響を受けやすいため、昨今の異常気象を起因とする干ばつなどによって電力価格上昇が起きるなど、現地企業が経営計画を立てるうえで電力調達コストは影響が小さくありません。
一方、主に北東部地域では、世界的に見ても年間を通して風況の優れた地域が存在し、電力調達コストの安定化に資する陸上風力を中心とした再生可能エネルギーの開発が活況を呈しており、発電設備の供給網や運営保守、送電変電設備などのインフラ面においても近年著しく整備が進んでいます。
事業会社:TODA ENERGIA DO BRASIL Ltda.
(TODA INVESTIMENTOS DO BRASIL Ltda. 100%出資)
発電出力:27.72MW
発電設備:NORDEX製 3.465MW × 8基
稼働時期:2021年7月予定
EPC委託:VOLTALIA ENERGIA DO BRASIL Ltda.
運営保守:VOLTALIA ENERGIA DO BRASIL Ltda.
図4 風車概要当社の日本における浮体式洋上風力発電、メガソーラー発電など再生可能エネルギー事業のノウハウを活かし、ブラジルにおいても事業領域にとらわれない投資活動を行って参ります。
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情報提供:JPubb