2020 年 8 月 3 日
日立キャピタル株式会社
株式会社ブルボン
ブルボン新発田工場にて自家消費型太陽光発電を開始
再生可能エネルギーの導入で CO2排出量削減に貢献 日立キャピタル株式会社(執行役社長 兼 CEO:川部 誠治/以下、日立キャピタル)のグループ会社である日立グリーンエナジー株式会社(代表取締役:大嶋 秀明/以下、日立グリーンエナジー)と、株式会社ブルボン(代表取締役社長:吉田 康/以下、ブルボン)は、このたび、新潟県新発田市に所在するブルボン新発田工場における自家消費型太陽光電力供給契約(以下、PPA(Power Purchase Agreement:電力購入契約))を締結し、2020 年 8 月 1 日より、発電を開始しました。
近年、世界的に深刻化する気候変動問題を踏まえ、脱炭素社会の実現に向けた、温室効果ガス排出量の実質ゼロをめざす動きが広まっています。このようななか、企業では、自社で発電した太陽光などの再生可能エネルギーを自家消費することで、事業活動における二酸化炭素(CO2)の排出量を削減するニーズが高まっています。そこで、このたび、ブルボン新発田工場の増築にあたり、日立グリーンエナジーが自家消費型太陽光発電設備の導入を提案、契約に至りました。今回、日立グリーンエナジーは、ブルボン新発田工場の屋根に太陽光パネルを含む太陽光発電設備を設置し、発電した全電力をブルボンに供給します。ブルボンは、初期投資なしに、発電量に応じた電力料金を負担します。
日立グリーンエナジーは、太陽光発電を中心に事業を展開し、2020 年 7 月末現在、岡山県新見市の「岡山県新見市太陽光発電所(36.4MW)」や茨城県行方市の「日立北浦複合団地太陽光発電所(12.7MW)」など 48 カ所で太陽光発電所を運営しています。また、現在、企業の CO2排出量削減に貢献すべく、自家消費型太陽光発電のPPA 事業を推進しています。今後は、このような PPA 事業をRE100*の加盟企業や脱炭素化を進める企業に展開していきます。
ブルボンは、菓子・飲料・食品の開発・製造・販売を通じて、豊かな生活と健康への寄与など皆さまの幸せな生活に深く関わるとともに、持続可能な未来社会をデザインしていく健康増進総合支援企業をめざした活動に取り組んでいます。また、「心と体の健康づくり」をテーマに、種々の社会貢献も推進しています。加えて、社会の一員として役割と責務を果たすよう正しく行動し、法的責任と倫理的責任のある企業行動に努め、業務の実施に際しては人間としての尊厳と価値が認められ、高い志と心の健全性をバランスさせた自己形成に取り組める職場環境の構築と、社員が心身ともに健康で生きがいを持って働くことのできる健康経営に取り組んでいます。これらのアプローチにより、2015 年に国連サミットにおいて採択された2030 年までの達成をめざす 17 の目標「持続可能な開発目標(SDGs)」に向けて貢献していきます。環境への取り組みについても、2000 年 6 月の認証取得以来、ISO14001を基軸とした環境マネジメントシステムを構築し、直接的な環境影響に加え、間接的な環境負荷の改善に継続して取り組んできました。
日立キャピタルグループは、「2019~2021 年度 中期経営計画」において、環境・エネルギーを重点事業の一つに位置づけ、再生可能エネルギー事業の規模拡大を図るとともに、企業・地域が抱える問題を解決する新事業の開発を推進しています。今後も、「社会価値創造企業」として、絶えず変化する社会やお客さまのニーズに対して、SDGs を基点に新たな価値を創造・提供していきます。
* RE100:2014 年に英国の非政府組織(NGO)の主導で発足した、事業活動で使用する電力の全量を太陽光や風力などの再生可能エネルギーで賄うことをめざす国際的な企業連合。
公式ページ(続き・詳細)はこちら
http://www.hitachi-capital.co.jp/hcc/newsrelease/2020/20200803.pdf