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2020.07.13
ニュースリリース
株式会社関電工(本社 東京都港区、取締役社長 仲摩俊男)が、新潟県中魚沼郡に建設していた上結東水力発電所が完成し、運転を開始いたしました。当社が開発する水力発電事業としては、2例目となります。
同発電所は、信濃川水系中津川に既存の上結東砂防堰堤 (砂防ダム)の落差を有効活用した、流れ込み式水力発電所です。昭和36年に作られた砂防ダムの脇に発電所を新設し、発電用の 立坑に加えて、土砂対策の排砂立坑を設置した点、砂防ダム建設時の排水路トンネルを、放水路として利用するため(減水区間が短く)河川環境への影響が少ない点が特徴です。
一般家庭約1,200世帯分の年間消費電力量に相当する、約6,500MWh/年の電力を発電し、長期(固定価格買取制度期間は20年)にわたり売電を行う計画です。
当社は、環境負荷の少ない再生可能エネルギーを利用した発電事業を通じて、地球温暖化の防止に貢献してまいります。
【上結東水力発電所 概要】
所在地 :新潟県中魚沼郡津南町
最大出力 :990kW
発電電力量 :約6,500MWh/年
運転開始 :2020年5月11日
情報提供:JPubb