プレスリリース

powered by JPubb

本ページでは、プレスリリースポータルサイト「JPubb」が提供する情報を掲載しています。

2020-07-10 14:00:00 更新

米国テキサス州陸上風力発電事業への参画について

2020年7月10日
関西電力株式会社

米国テキサス州陸上風力発電事業への参画について
~アビエータ陸上風力発電事業~

当社は、米国テキサス州において、アビエータ陸上風力発電事業に参画するため、本日、アレス インフラストラクチャーアンドパワー社(以下、AIP社)グループ※1が保有する権益の取得に関する契約を締結しました。

具体的には、風力発電会社であるアビエータ・ウィンド社(以下、アビエータ社)の権益48.5%を当社子会社であるケーピック・ユーエスエー社※2を通じて取得するものです。

アビエータ社は現在、テキサス州ヒューストンの北西約550kmの内陸部に、風力発電機191基(総発電容量約52.5万kW)を建設中で、2020年8月に商業運転を開始する予定です。本発電所の運転開始時には、同国で最大級の陸上風力発電所となります。

本プロジェクトは、当社にとって初の米国における再生可能エネルギー発電事業への参画となります。海外の風力発電事業としては、欧州での陸上風力2件および洋上風力2件に続く5件目の参画です。また、本件は、日本の電力会社が単独で現地企業とともに同国の陸上風力発電事業に参画する初のケースとなります。今回の参画により、当社の海外における再生可能エネルギー発電事業の持分容量は合計94.9万kW※3に、海外事業における持分容量は、合計286.1万kW※3となります。

当社グループは、「低炭素」のリーディングカンパニーとして、2030年代に国内外で再生可能エネルギー電源の設備容量600万kWを目標に新規開発を進めています。アビエータ陸上風力発電事業の持分容量約25.5万kWを新たに加え、再生可能エネルギー電源の設備持分容量は合計で472万kW※3となります。

当社は、引き続き再生可能エネルギー事業の拡大を目指すとともに、得られた知見を活用して、グローバルな社会課題(SDGs※4)の解決に貢献してまいります。また、中期経営計画に掲げたように、海外事業を当社グループの重要な収益の柱とするため、これまでに培った技術力や経験を活用しながら、積極的に海外電力事業の拡大に取り組み、飛躍的な成長を目指してまいります。

  • ※1:米国で発電、送電およびエネルギー中流事業を豊富に手掛けるインフラファンド運用会社
  • ※2:当社100%出資の米国子会社
  • ※3:商業運転前の参画案件を含んだ値
  • ※4:持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)

以 上


情報提供:JPubb

プレスリリース一覧に戻る