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2020-05-25 00:00:00 更新

国内最大級のバイオマス発電所を引き渡し -環境調和型社会の実現に貢献-

2020年ニュースリリース

2020/05/25

国内最大級のバイオマス発電所を引き渡し -環境調和型社会の実現に貢献-

日揮ホールディングス株式会社(代表取締役会長CEO 佐藤雅之)は、国内EPC事業会社である日揮株式会社(代表取締役社長執行役員 山田昇司)が、ENEOSバイオマスパワー室蘭合同会社(社長 青井伸夫)向けに建設していたバイオマス発電設備を、5月24日同社に引き渡しましたのでお知らせ致します。

ENEOSバイオマスパワー室蘭合同会社は、JXTGエネルギー株式会社が90%、日揮ホールディングス株式会社が10%を出資した再生可能エネルギー固定価格買取制度を活用する発電事業会社で、本設備はJXTG エネルギー株式会社が保有していた遊休地を活用し、計画されました。2016年10月から日揮株式会社が燃料受入・保管・搬送設備、および発電設備一式の設計・調達・建設・試運転役務を遂行し、引き渡しと同日の5月24日から商業運転が開始されております。

本設備は、環境保全に配慮した高効率なバイオマス発電設備で、発電能力は7.49万kWでバイオマス燃料の発電設備としては国内最大級となります。日揮グループは、事業者とエンジニアリング会社の両面からそのシナジーを活かしつつ、本事業に参画してまいりましたが、今般、本設備が商業運転の開始に至ったことの意義は非常に大きいと考えております。

日揮グループは、企業グループとして取り組むべき重要課題(マテリアリティ)として「環境調和型社会」の実現を挙げ、環境関連分野では環境負荷の小さいLNG(液化天然ガス)プラントや、バイオマス、太陽光発電設備などの再生可能エネルギープラントの建設、マイクロプラスチック代替素材やHV/EV向け放熱伝導窒化ケイ素基板の製造、水素エネルギー(CO2フリーアンモニア)や廃プラスチックのケミカルリサイクルなどの環境関連技術の早期ビジネス化などに取り組んでおります。

今後も、これら環境分野への積極的な取り組みを通じて、持続可能な「環境調和型社会」の実現に向けて貢献していく所存です。

ENEOSバイオマスパワー室蘭合同会社の概要

所在地北海道室蘭市港北町1丁目3番1
資本金1億円
設立日2016年10月11日
出資会社

JXTGエネルギー株式会社90%

日揮ホールディングス株式会社10%

事業内容パーム椰子殻(PKS)による発電事業



バイオマス発電設備の概要

総敷地面積約4万㎡
発電容量7.49万kW
燃料木質バイオマス専焼(パーム椰子殻)

発電設備

循環流動層ボイラー、再熱式復水タービン



設備全景



お問合わせ先:日揮ホールディングス(株)グループ経営推進部

コーポレートコミュニケーショングループ 山上/扇

TEL 045-682-8026

E-mail:yamagami.akihiro@jgc.com、ougi.kentaro@jgc.com


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