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2020-05-18 11:00:00 更新

米国ペンシルベニア州ガス火力発電事業の商業運転開始について ~ヒッコリーラン火力発電プロジェクト~

2020年5月18日
関西電力株式会社

米国ペンシルベニア州ガス火力発電事業の商業運転開始について~ヒッコリーラン火力発電プロジェクト~

当社は、米国において、天然ガス火力発電所「ヒッコリーラン発電所」の建設および運営を行うことを目的として、伊藤忠商事株式会社グループ※1ならびにシーメンスグループ※2と3社で、2017年に共同出資を行いました。

本発電所は、米国ペンシルベニア州に位置する合計出力100万kWのガスタービンコンバインドサイクル方式の発電所であり、当社が北米で開発段階から参画する初めてのプロジェクトです。

2017年8月22日お知らせ済]

その後、3社で建設を進めてきた本発電所が、このたび、商業運転を開始しました。

当社においては、火力発電所の技術者を現地に派遣し、適宜、建設現場の品質・工程監査等の面で寄与し、プロジェクトの完工を迎えることができました。本発電所は、北米最大の電力市場であるPJM(Pennsylvania-New jersey-Maryland)を通じた電力供給を行います。なお、本発電所を含めた海外事業における当社の持分容量は合計260.6万kW※3となります。

北米においては、電力需要の増加や脱炭素化の流れから環境負荷の小さい天然ガス火力や再生可能エネルギー電源の競争力向上が見込まれています。当社は北米を海外電力事業の重要市場の一つと位置づけており、今後も積極的な事業拡大を進めてまいります。

また、中期経営計画に掲げたように、海外事業を当社グループの重要な収益の柱とするため、これまでに培った技術力や経験を活用しながら、アジア・欧州など他の重要地域についても、積極的に海外電力事業の拡大に取り組み、飛躍的な成長を目指してまいります。

以 上

  • ※1:ティア・エナジー社: 伊藤忠商事100%出資の米国発電子会社
  • ※2:シーメンスフィナンシャルサービス社: シーメンスグループの金融サービス会社社
  • ※3:商業運転前の参画プロジェクトを含んだ値

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情報提供:JPubb

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