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2020-03-30 11:45:00 更新

エプソン、信州産のCO2フリー電力の活用を開始~プリントチップ生産などに使う電力を、中部電力を通じて県内の水力発電所から調達~

エプソン、信州産のCO2フリー電力の活用を開始~プリントチップ生産などに使う電力を、中部電力を通じて県内の水力発電所から調達~

2020年3月30日

セイコーエプソン株式会社
中部電力株式会社
長野県企業局

長野県公営水力発電所(美和発電所)


セイコーエプソン株式会社(長野県諏訪市大和3-3-5、社長:碓井 稔、以下「エプソン」)は、2020年4月1日より、中部電力ミライズ株式会社(名古屋市東区東新町1、代表取締役社長:大谷 真哉、以下「中部電力ミライズ」)から、長野県公営水力を活用した信州産のCO2フリー電力を調達し、長野県内の事業所で活用します。

本取り組みは、エプソンが、2018年より中部電力株式会社(名古屋市東区東新町1、代表取締役社長:勝野 哲)から年間100GWhの長期調達契約を行っている水力発電所由来のCO2フリー価値を付けた電気のうち60%について、長野県企業局(長野県長野市南長野幅下692-2、公営企業管理者:小林 透)が運営する水力発電所でつくられた「信州Greenでんき」を活用することで、温室効果ガスの削減とエネルギーの地産地消を同時に実現するものです。本信州産の電気を利用する最初の企業となります。

エプソンは、2020年度の年間調達量を、長野県内の広丘事業所・塩尻事業所・本社事業所の3拠点の電気使用量に充当し活用します。これにより、例えば広丘事業所のPrecisionCoreプリントチップ(インクジェットプリンターの基幹部品)や、塩尻事業所のウオッチなどは、実質的に再生可能エネルギー100%の電気による開発・生産が実現します。

また、エプソンは、気候変動・地球温暖化を社会が直面する深刻な課題の一つと捉えています。その解決に向け、2050年をゴールとした「環境ビジョン2050」の下、当社の技術の源泉である「省・小・精の技術」を基盤に、商品の環境性能向上や事業活動などバリューチェーンを通じた環境負荷低減に積極的に取り組んでいます。

今後も、脱炭素社会の実現にむけ、世界各国・地域の事情に応じた低炭素電力の活用を進めていきます。

エプソンと中部電力ミライズ、長野県企業局は、「信州Greenでんき」プロジェクトへの参画を通じて、低炭素電源や地産電源を活用し、環境負荷軽減に向けた取り組みを進めるとともに、地域貢献に努め、長野県内の再生可能エネルギー拡大に向けた取り組みを推進していきます。

【「信州Greenでんき」プロジェクト】

長野県企業局が運営する美和発電所、春近発電所等の長野県内17カ所の水力発電を活用して、CO2フリーや地産電源を、長野県内や大都市圏に販売することで、長野県の地域貢献をめざす取り組み。(2020年3月26日お知らせ済み)

【エプソンの環境活動】

エプソンホームページ「エプソンの環境活動」

以上


情報提供:JPubb

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