2020 年 3 月 18 日
2021年4月からはじまる“住宅の省エネ基準適否の説明義務化”にも対応
「LIXIL省エネ住宅シミュレーション(無料)」提供開始
~ 公的な申請書類の作成からお客さまへの提案書まで自動作成 ~ 株式会社LIXIL は、長期優良住宅、ZEH 補助金など、公的な申請に必要となる省エネ計算に対応したビルダーさま向け無料試算ソフト「水道光熱費シミュレーション」を全面的にリニューアルし、2021 年4 月からスタートする建築士による“住宅の省エネ基準適否の説明義務化”に対応した、WEB 上で使える新サービス「LIXIL 省エネ住宅シミュレーション(無料)」として、2020 年 3 月 18 日より提供を開始します。(ホームページ:
https://www.biz-lixil.com/service/proptool/shoene/ )
建築物省エネ法の改正により、2021 年 4 月から住宅の省エネ性能について、設計段階で建築士からお客さまへの説明が義務化されます。そのため、建築士は設計した住宅の省エネ計算を実施した上で、その性能を正確にお客さまへ伝える必要があります。
さらに、トップランナー基準の対象拡大によって、大手住宅会社の提供する住宅の多くが省エネ基準を上回る性能になることが見込まれており、これにより大手住宅会社以外の事業者にも省エネ基準を上回るZEH や HEAT20 への取り組みが必要とされるなど、住宅業界全体に影響を及ぼすことが予想されます。しかし、これらのさまざまな省エネ関係基準は、外皮性能と一次エネルギー消費量の基準や評価方法も異なります。加えて、公的機関や補助金への申請書類などの準備する書類もそれぞれ異なります。
「LIXIL 省エネ住宅シミュレーション」は、そうした煩わしい住宅の省エネ性能の入力が簡単かつ、各種省エネ関係基準を横断して一括で判定できます。さらに、申請書類(外皮性能計算書など)も自動で作成できます。加えて、現在の設計がどの基準を満たしているのか、また高い省エネ性能の住宅のメリットをお客さまにわかりやすくご案内できる提案書も自動で作成することが可能です。そのため、住宅設計者さまの手間の削減が実現できるだけではなく、省エネ住宅の提案力向上に貢献するサービスです。
LIXIL では、快適で健康な住まいの普及促進を加速させるため、より良い建材、設備機器の開発はもちろんのこと、設計、建築側のサポート、さらにお客さまに対してもよりわかりやすい情報を提供し、理解していただける環境づくりを目指しています。
公式ページ(続き・詳細)はこちら
https://newsrelease.lixil.co.jp/news/2020/070_company_0318_01_pdf.html