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2020年2月4日
岩崎電気株式会社は、自然災害や事故による夜間停電時の危険や不安を和らげ、必要最低限のあかりで最大3夜連続点灯※1を維持する防災用LED停電補償装置「LEDioc ANSEEN (レディオック アンシーン)」を、2019年10月から受注を開始し、2020年1月より発売しました。
夜間停電時の交差点イメージと、LEDioc ANSEEN設置後のイメージ
「LEDioc ANSEEN」は、平常時に商用電源からバッテリーに充電しながら夜間100%点灯し、停電時にはバッテリーにより平常時の約10%の明るさで自動点灯、最大で3夜連続点灯が可能な停電補償装置です。
新設はもちろん、既設の街路灯、道路灯、公園灯の照明ポールにも設置できる※2ため、低コストで導入できます。
いつ発生するか予測できない災害時においても必要最低限の明るさを確保します。
人の集まる駅や公園、主要道路の交差点、広域避難場所などに設置することで、災害時の危険や不安を軽減します。
今後も岩崎電気は、商品の研究開発を通じて、地域の減災・防災活動に貢献してまいります。
平常時にバッテリーに蓄えた電力で、停電時に自動点灯する照明システム。
約10%の明るさで最大3夜連続点灯※1が可能。
昼夜検出センサにより、夜間に点灯、電力の使用を必要時のみに制御します。
※1:停電時点灯可能時間は、参考平均値。組み合わせる照明器具・ランプにより、停電時の調光率と点灯時間は異なりますので詳細はお問合せください。
新設はもちろん、既設の照明ポールにも、「LEDioc ANSEEN」の取り付けが可能な※2ため、低コストで導入できます。
※2:既設ポールに設置する際は、「適合ポール条件」を満たす必要があります。
点灯制御ボックスの外からは、停電時、表示ランプによりバッテリー残量を確認できます。
点灯制御ボックス内部のチェックボタンで、器具の点灯およびバッテリーの残量を確認できます。
2種類の点灯制御タイプから平常使用の状況に応じた選択ができます。(停電時は昼夜検出センサで動作)
連接タイプ:分電盤などで点灯・消灯制御
単独タイプ:点灯制御ボックスの昼夜検出センサで点灯・消灯制御
※タイプによりセット形式が異なりますので、注文時に選択してください。
駅や公園、主要道路の交差点、避難所対応の公共施設の入口や広域避難所への道のりなど。
(街路灯、道路灯、公園灯、歩道灯、施設外構など)
オープン価格
点灯制御タイプ | 連接タイプ:分電盤などで点灯・消灯制御 単独タイプ:昼夜検出センサで点灯・消灯制御 |
---|---|
停電時調光率 | 約10% ※適合器具・ランプにより異なります。別途お問合せください。 |
バッテリー点灯時間 | 約24時間(1日8時間点灯の場合、最大3夜間程度) ※周囲温度、使用環境により変動します。※適合器具・ランプにより異なります。別途お問合せください。 |
入力電圧・周波数 | AC100V~242V対応・50/60Hz共用 |
動作温度範囲 | 放電:-20℃~+40℃ 充電:-10℃~+40℃ |
外形寸法・質量 | 点灯制御ボックス:W 115mm × H 161mm × D 116mm/1.0kg 電源制御ユニット:W 76 mm × H 378mm × D 102mm/2.0kg バッテリーユニット:W 94mm × H 240mm × D 72mm/2.0kg |
バッテリー点灯時・点灯チェックボタン押下時:「表示ランプ」が下記表の通りに動作します。
状態 | 表示ランプの動作 | LED照明器具の動作 |
---|---|---|
バッテリー残量 30%以上 | 間欠点灯(約2秒間隔) | バッテリー点灯 |
バッテリー残量 10%~30%未満 | 2連続点滅(約2秒間隔) | バッテリー点灯 |
バッテリー残量 10%未満 | 3連続点滅(約2秒間隔) | バッテリー点灯 |
システムエラー | 連続点滅(約0.2秒間隔) | 消灯 |
※LEDioc ANSEENにはLED電源ユニットが組み込まれているため、各照明器具・ランプの専用電源ユニットは不要です。既設器具を再利用する際は、使用中の専用電源ユニットから置き換えてください。詳しい内容についてはお問合せください。
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情報提供:JPubb