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2019-10-10 00:00:00 更新

アイランドシティ自動車営業所に電気バスを導入します!


<2019年10月10日発表>


低炭素社会実現に向けた取り組み
アイランドシティ自動車営業所に電気バスを導入します!


●西日本鉄道(株)では、低炭素社会実現に向けた取り組みを推進するため、2020年2月より電気バスを導入します。


● 現在、二酸化炭素排出量の削減は、社会的にも課題となっており、自家用乗用車に比べ環境負荷の低い公共交通利用の重要性が高まっています。我が国は低炭素社会の実現に向け、環境対応の次世代自動車の普及を促進するなど、運輸業においても低炭素化が推進されており、当社バス部門では、これまでエコドライブの徹底による燃費向上はもちろんのこと、環境対応車両の導入を行ってまいりました。


●電気バスは、二酸化炭素排出量の削減に有効である一方、運用面および導入コストの面で課題があります。運用面においては、一度の充電で運行可能な距離が短いため、運行途中の昼間帯に充電を行う必要があります。電力需要の高い昼間帯の充電は、電力需要のピークを押し上げ、電気基本料金の増にもつながります。導入コストの面では、車両改造費や充電設備の設置等により、通常のディーゼル車に比べ約3倍となっております。


●運用面について、この度当社では、お客さまのご利用の多い朝・夕ラッシュの時間帯の運行に特化させることで課題に対応します。運行途中での充電の必要をなくすだけでなく、昼間帯には、車両に充電した電気の余剰分を営業所のエアコンや照明等の電気として使用することで電力需要のピークカットを行い、営業所の運営コストの削減を図ります。また、導入にあたっては、国交省の「地域交通グリーン化事業」補助金を活用することで導入コストを低減します。


●電気バスは、停電時等の非常電源としても活用することができるほか、自動運転車両との親和性の高さや、将来のエネルギー需給構造転換への対応等、様々な面での活用が期待されています。


●本車両は、アイランドシティ自動車営業所に1台導入し、運行距離の測定や営業所における運営コストの削減効果等を確認してまいります。今回の導入による実証結果を見ながら、電気バスも含めた環境対応車両の今後の導入計画を検討いたします。


● 西鉄グループでは、今後も環境負荷低減に向けた取り組みを行ってまいります。


電気バスの概要
【導 入 台 数】1台(既存の車両を改造)
【導 入 営 業 所】アイランドシティ自動車営業所
【運 行 開 始】2020年2月
【事業費】約68,000千円 (内、補助金 約24,000千円)
【運用】朝・夕ラッシュの時間帯に特化して運行し、昼間帯は、営業所のエアコンや照明等の電気として使用します。
【実 証 内 容】
・運行可能距離の測定
・電気料金・動力費の削減効果
・非常電源としての実用性


本件に関するお問い合わせは、西鉄お客さまセンター(℡:0570-00-1010)まで



情報提供:JPubb

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