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2019-09-11 00:00:00 更新

ベルギー国でバイオマス発電プラントを受注

ベルギー国でバイオマス発電プラントを受注

2019年9月11日
JFEエンジニアリング株式会社
スタンダードケッセル・バウムガルテ社

JFEエンジニアリング株式会社(社長:大下元、本社:東京都千代田区)のドイツ子会社スタンダードケッセル・バウムガルテ社(以下「SBG社」)は、このたびイーウッド・エナジーセントラーレ社(以下「イーウッド社」)より、建築廃材を燃料に発電するバイオマス発電プラントの設計・建設・試運転をフルターンキーで受注しました。このプラントは、ベルギー国ベフェレン市で建設されます。

イーウッド社は、欧州の31施設で廃棄物処理事業を行っているインダヴェア社と環境事業で世界的大手のスエズ社が共同出資して設立された特別目的事業体です。
今回SBG社が建設するプラントは、1炉で日量449tの木質建築廃材を処理し、毎時20,000kWhの発電を行うとともに86tの高圧蒸気を生成します。

SBG社はこれまで、60件を超えるバイオマス発電プラントの設計・建設を手掛けてきました。こうした実績に加え、環境負荷が少ない気泡型流動床ボイラの提案が高く評価されました。このボイラの特徴は、幅広い性状の燃料を効率的に燃焼できることです。また、他の炉形式に比べ低温・低酸素で燃焼させるためNOx排出量が少なく、環境負荷を抑制することができます。

JFEエンジニアリンググループは、グループの総合力を結集し、今後も世界各国で発電プラントのエンジニアリングを通して、低炭素社会の形成に貢献してまいります。

■受注概要
(1)発注者 :イーウッド・エナジーセントラーレ社
(2)受注範囲:木質バイオマス発電プラント フルターンキーEPC
(3)処理規模:最大206,000t/年(最大617 t/日)×1炉
(4)蒸気条件:蒸気量86t/h、圧力7.3MPa、温度453℃
(5)発電出力:20,000kW
(6)工期 :2019年9月~2022年2月
(7)受注金額:約100億円

■インダヴェア社 概要
(1)本社 :ベルギー国メヘレン市
(2)従業員数:約1,700人
(3)事業内容:廃棄物処理事業

■スエズ社 概要
(1)本社 :フランス国パリ市
(2)従業員数:約89,000人
(3)事業内容:廃棄物処理事業、水処理事業、エネルギー事業等


■完成予想CG


以上

本件に関するお問合わせは下記にお願いいたします。
JFEエンジニアリング株式会社 総務部広報室


情報提供:JPubb

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