令 和 元 年 8 月 1 6 日
四 国 電 力 株 式 会 社
伊方発電所3号機 格納容器スプレイポンプテストライン弁の不具合について 通常運転中の伊方発電所3号機(加圧水型、定格電気出力89万キロワット)の原子炉補助建屋1階(管理区域内)において、格納容器スプレイポンプ※1Aの定期運転のため、テストラインの弁※2を操作していたところ、弁蓋と弁棒の隙間に弁誤開放防止用の鎖※3が嚙み込み、当該弁の操作ができなくなったことを本日16時00分、保修員が確認しました。
その後、当該弁に嚙み込んだ鎖は、工具を用いて外しました。
引き続き、当該弁の開閉操作を実施し、20時14分、弁の機能に異常がないことを確認しました。
今後、当該ポンプの定期運転を再開します。
本事象による環境への放射能の影響はありません。
※1:主配管の破断等による原子炉格納容器内の圧力上昇を抑制するためのスプレイ水を供給するポンプ。
※2:定期運転時に格納容器スプレイポンプからの水を燃料取替用水タンクへ戻す弁。
※3:テストラインの弁は、通常は閉止状態であり、鎖により誤開放を防止している。
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https://www.yonden.co.jp/press/2019/__icsFiles/afieldfile/2019/08/16/pr005.pdf