プレスリリース

powered by JPubb

本ページでは、プレスリリースポータルサイト「JPubb」が提供する情報を掲載しています。

2019-07-16 00:00:00 更新

インドネシア共和国 アバディLNGプロジェクト(マセラ鉱区)における改定開発計画の承認について


2019 年 7 月 16 日
国際石油開発帝石株式会社


インドネシア共和国 アバディLNG プロジェクト(マセラ鉱区)における
改定開発計画の承認について


国際石油開発帝石株式会社(以下、当社)は、当社子会社インペックスマセラアラフラ海石油株式会社を通じて操業主体(オペレーター)を務めるインドネシア共和国アラフラ海マセラ鉱区アバディLNGプロジェクト(以下、本プロジェクト)において、6月20日付(※1)で、改定開発計画(以下、改定POD)をインドネシア政府当局(以下、政府当局)に提出しておりましたが、本日、インドネシアのジョコ・ウィドド大統領立ち会いのもと、イグナシウス・ジョナンエネルギー鉱物資源大臣より改定POD承認の文書を、ジョイントベンチャー(当社及びSHELL社)を代表して当社が受領し、これにより政府当局から改定PODが正式に承認されましたので、お知らせいたします。


(※1)6月20 日付公表https://www.inpex.co.jp/news/pdf/2019/20190620.pdf


今般、政府当局に改定PODが承認され、非常に重要なマイルストーンの一つを達成いたしました。また、改定PODの承認と併せて、生産分与契約(PSC)の20年間の期間延長及び7年間の期間追加についても政府当局の承認が得られ、マセラ鉱区のPSC期限は、2055年まで延長されます。本プロジェクトは政府当局の要請に従い、開発方式をフローティングLNG方式から陸上方式に変更しておりましたが、これまでの政府当局との建設的な協議の結果、本改定PODを前提とした本プロジェクトは、2055年までの契約期間及び十分な財務条件が確保されたこと等により、ジョイントベンチャーにとって十分な収益性を有するものとなりました。


改定PODの承認を受けて、今後、当社は2020年代後半の生産開始を目指し、競争力のあるプロジェクトに仕上げられるようプロジェクトパートナーであるSHELL社とともに、基本設計(FEED)作業開始の準備を進めてまいります。同準備作業には、オペレーション組織への動員やFEED作業に従事するコントラクター選定のための入札関連作業等が含まれます。


なお、最終投資決定(FID)は、FEED作業等の各種検討作業を踏まえて行う予定であり、その後、設計・調達・建設(EPC)作業を経て、生産開始となります。


本プロジェクトは、当社が豪州でオペレーターとして生産・操業を行うイクシスLNGプロジェクトに続く大型天然ガス開発プロジェクトとなり、インドネシアでは当社がオペレーターとして操業する初めての大型LNGプロジェクトです。本プロジェクトのLNG生産量は年産950万トン規模を想定し、これは、日本の年間LNG輸入量の1割強に相当します。また、アバディガス田は、世界有数の良好なガス田性状および埋蔵量を有するため、効率的な開発と長期に亘る安定的なLNG生産が期待されるとともに、本プロジェクトによりインドネシア、特に発展が求められているインドネシア東部の経済に大きく貢献することが期待されます。


なお、本件による当期の当社連結業績への影響はありません。


以上


公式ページ(続き・詳細)はこちら
https://www.inpex.co.jp/news/pdf/2019/20190716.pdf


再生可能エネルギー等に関するプレスリリース
電力会社・ガス会社等によるプレスリリース

情報提供:JPubb

プレスリリース一覧に戻る