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2019-06-21 00:00:00 更新

株式会社日本海水TTS苅田パワー向け50MW級バイオマス発電設備の受注について

2019年6月21日
株式会社タクマ

株式会社日本海水TTS苅田パワー向け50MW級バイオマス発電設備の受注について

株式会社タクマ(本社:兵庫県尼崎市、社長:南條 博昭)は、このたび、株式会社日本海水TTS苅田パワー(以下、「同社」)向けのバイオマス発電設備(以下、「本設備」)を受注いたしました。また、今回の木質バイオマス発電事業(以下、「本事業」)のサポートならびにパートナーシップの強化を目的として、同社へ出資を行いました。

同社は、株式会社日本海水(本社:東京都千代田区、社長:西田 直裕、以下「日本海水」)と株式会社ティーティーエス企画(本社:福岡県飯塚市、社長:野見山 俊之、以下「TTS」)を中心に設立された木質バイオマス発電事業会社です。日本海水は、国内製塩業界におけるリーディングカンパニーであり、製塩の技術や副産物を活用した環境製品など海水に関わる多彩な事業を展開されています。製塩工程では大量の電気を使用することから、2014年度に赤穂工場の老朽化した製塩用ボイラーの更新にあたり、木質バイオマス発電所と天然ガスボイラーを建設し、FIT制度を活用した電力事業に本格的に進出されました。その後2017年には、電力事業のさらなる拡大を目的に赤穂工場の隣接地でのバイオマス発電設備の増設を決定し、現在、建設を進められています。また、TTSは、九州地方を中心に不動産開発事業を展開しており、近年は太陽光発電所を中心とした再生可能エネルギーの開発事業にも積極的に取り組まれています。

本事業は、日本海水の電力事業のさらなる強化と、TTSの再生可能エネルギー開発事業の拡大を図るもので、その核となる木質バイオマス発電設備については、国内外合わせて620缶以上の豊富な実績をもち、多様な燃料に対応可能な当社の設備が高く評価され、採用に至りました。

本設備の発電出力は50,000kWで、燃料として主にPKS(Palm Kernel Shell、パームヤシ殻)や国内材(建設廃材など)を使用します。発電した電力は固定価格買取制度(FIT)の活用により、電気事業者へ売電される予定です。

当社は今後とも、本事業への出資や、創業以来培ってきた技術とノウハウを基とした、多種多様なバイオマスの特性に対応した高効率なプラントのご提供を通じて、再生可能エネルギーの普及と温室効果ガスの排出削減に貢献してまいります。

・ご参考

株式会社日本海水向けバイオマス発電設備の受注について


(完成イメージ図)

設備の概要

工事名称 苅田バイオマス発電所設置工事
設置場所 福岡県京都郡苅田町
発電規模 50,000kW
使用燃料 PKS、建設廃材
完成予定 2023年

以上

本件に関するお問い合わせは下記にお願いいたします。
経営企画本部企画部企画課
TEL : 06-6483-2602

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