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佐賀平野の地中熱ポテンシャルマップを作成しました
最終更新日:2019年6月14日 佐賀県では、再生可能エネルギーの一つである地中熱の利用拡大に向けて、佐賀平野の地中熱ポテンシャルマップを作成しました。
地中熱とは?
地下10mから200mの温度は年間を通じて安定しており、夏は外気温より低く、冬は外気温より高くなる特徴を利用して、夏は冷房に、冬は暖房に使用する技術です。 地中は空気よりも熱容量が大きいため、「エアコン」よりも効率的に室内の温度等を調整することができます。 地中熱利用の仕組み (環境省パンフレット「地中熱利用システム」より) 地中熱ポテンシャルマップとは?地中における熱交換の効率を「地中熱ポテンシャル」と呼んでいます。地中熱ポテンシャルは、地盤の構造や地下水の流れによって異なっており、地域ごとの地中熱ポテンシャルの違いを地図上に図示したものが地中熱ポテンシャルマップです。
佐賀平野の地中熱ポテンシャルマップの特徴このポテンシャルマップは、以下の4つのタイプの施設について、一般的な冷暖房を地中熱で行うために必要となる地中熱利用施設の規模(熱交換器の本数、総延長)を面的に示しています。(熱交換器の本数、総延長等の詳細情報は、個別にお問合せください。)
全体的に、佐賀平野の北部が特にポテンシャルが高い傾向がみられます。また、現在公開されている他都県のポテンシャルマップと比較すると、佐賀平野のほぼ全域において、高い地中熱のポテンシャルがあることがあることが分かりました。
マップの利用についてこのポテンシャルマップの一部の詳細情報(施設区分及び地域ごとの熱交換器の長さ(本数)や平均可能採熱量)については、利用にあたって諸条件や留意事項を定めております。 詳細情報の利用・閲覧を希望する方は、下記までお問合せください。
【お問合せ先】 佐賀県産業労働部新エネルギー産業課 〒840-8570 佐賀県佐賀市城内1丁目59号 電話:0952-25-7522
地中熱ポテンシャルマップ利用マニュアル
地中熱の導入に関する相談窓口佐賀県では、地中熱の普及を目指して、下記の研究会が発足されています。地中熱利用施設の設置には、専門的な知識が必要となりますので、施設導入を検討される際には、下記の研究会へご相談されることをお勧めします。
一般社団法人 有明未利用熱利用促進研究会 〒849-0202 佐賀県佐賀市久保田町大字久富3134番地 電話:0952-68-3852 |
情報提供:JPubb