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2019-05-21 00:00:00 更新

米ユビキタスエナジー社と建物一体型太陽光発電(BIPV)の透明ソーラーウインドウを共同開発

日本板硝子株式会社
2019 年 5 月 21 日


日本板硝子、米ユビキタスエナジー社と
建物一体型太陽光発電(BIPV)の透明ソーラーウインドウを共同開発


日本板硝子株式会社(東京都港区、代表執行役社長兼 CEO 森 重樹、以下 NSG)は子会社を通じて、透明な太陽光発電技術のリーダーであるユビキタスエナジー社 (カリフォルニア州レッドウッドシティ、CEO キース・ウィルソン)と同社の ClearView Power™技術による太陽光発電が可能な建築用窓ガラスの共同開発に合意しました。NSG は、進行中の研究開発と技術サポートにより共同開発に参画しています。


ユビキタスエナジー社の透明な太陽光コーティング、ClearView Power™は、可視光を透過しながら、非可視光(紫外線と赤外線)を選択的に吸収し、視界を遮らずに周囲の光を電気に変換します。透明な太陽光コーティングは、標準的なガラス製造過程で建築用窓にそのまま使用することができ、建物一体型太陽光発電(BIPV)による再生可能エネルギーの創出を可能とします。さらに、ClearView Power™は赤外線太陽熱を遮断し、建物のエネルギー効率を上げることで、ゼロエネルギー建物の実現に寄与します。


「建築家、デザイナーおよび居住者の景観に配慮した要求を満たす ClearView Power™は、BIPV 製品の中でも特筆に値するものです」と、NSG 建築用・高機能ガラス事業部門 営業・マーケティング本部長 スティーヴン・ワイドナーは述べています。「NSG は、これまでの商品化に向けた取り組みを継続し、ユビキタスエナジー社と緊密に協力して、この技術を市場に導入していきます。」


ユビキタスエナジー社 CEO キース・ウィルソンは以下のように述べています。「ガラス業界内での提携ネットワークを構築して行く中、世界で年間 90 億平方メートル生産されるガラスに ClearView Power™を取り入れるため、先進的な建築用ガラスの世界的リーダーである NSG との共同開発に期待しています。NSG は、BIPV 製品を市場に投入した経験もあり、当社の開発成果に豊富な独自の知識をもたらします。共同開発はこの 1 年でさまざまな成果を上げており、今回このパートナーシップを公表することをうれしく思います。」


ユビキタスエナジー社は、透明太陽光発電技術の世界的リーダーです。受賞歴もある ClearView Power™技術は、初めての真に透明なソーラー製品です。窓ガラス表面の薄いコーティングにより創エネと省エネを可能とする ClearView Power™は、さまざまな最終製品自身を発電可能にします。MIT で創業したユビキタスエナジーは、現在シリコンバレーのパイロット生産施設で透明度が高く効率的な太陽電池を生産していますhttp://www.ubiquitous.energy


日本板硝子株式会社(NSG グループ)は、建築用・自動車用ガラスおよび高機能ガラス製品の分野における主要メーカーです。1918 年に創業し、グループ従業員数は約 27,000 人。世界各地に主要な製造拠点を持ち、100 ヵ国以上で製品の販売を行っていますhttp://www.nsg.co.jp

情報提供:JPubb

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