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2019-05-21 00:00:00 更新

アジア最大級のバイオマス発電サミットと日本初開催の洋上風力発電サミットでレノバが基調講演などを行いました

アジア最大級のバイオマス発電サミットと日本初開催の洋上風力発電サミットでレノバが基調講演などを行いました

1.10th Biomass Pellets Trade & Power(バイオマス発電サミット)

アジア最大級のバイオマス発電サミット「10th Biomass Pellets Trade & Power」が5月13日~16日、東京マリオットホテルで開催され、株式会社レノバから代表取締役社長 CEO 木南陽介、執行役員CFO 森暁彦、バイオマス事業本部 エグゼクティブ・アドバイザー 草野 善信が登壇しました。今回で10回目を迎える本サミットは、Centre for Management Technology(以下、CMT)が主催し、アジア最大級のバイオマス発電サミットとして、国内外の燃料生産者、ロジスティクス事業者、商社、各メーカー、金融機関などのバイオマス発電事業に関わる350名以上が参加しました。レノバは、国内市場の更なる拡大のため、日本一のバイオマス発電事業者を目指す視点から、講演やパネルディスカッションを通じて、国内市場の更なる拡大に向けた提言を行いました。

プレサミットワークショップから始まり、サミット第1日目となる5月14日は、ピナクル・リニューアブル・エネルギーのシニア・バイス・プレジデントであるヴォーン・ヴァセット氏のご挨拶に続き、基調講演者の1人として木南が登壇しました。木南は、「RENOVA's Commitment to Renewable Energy & IPP Prospects(再生可能エネルギーへのレノバのコミットメントと独立系発電事業者としての展望)」と題し、レノバが計画するバイオマス発電事業5カ所(うち建設中2カ所、各約75MW)を事例に今後の事業展望を紹介し、事業者の視点から事業拡大の上で重要となる1)燃料の調達、2)プラント開発、3)発電所の地理的条件、4)ファイナンス能力の4つをキーポイントとして示しました。また、日本でのバイオマス発電事業の地域特性、規模感や燃料需要などを論じ、私見を交えながら市場の将来性を述べました。

同日午後、森は「Overview of Japan’s Biomass Financing(再生可能エネルギービジネスにおけるファイナンスの重要性と日本のプロジェクトファイナンス市場の展望)」と題し、日本のバイオマス発電事業マーケットの現状を紹介し、レノバの事例を参考に、財務的な視点から急速に拡大する事業機会についてご説明しました。

本サミット会期中、草野は、パネルディスカッション「Japanese Biomass Transportation & Logistics(日本におけるバイオマス燃料輸送と物流の課題)」でモデレーターを務めるなど、オペレーション段階で想定する課題について、自身が長年培ってきたシッピング・ロジスティクス分野の知見を活かし議論を深め、スポンサー企業として当イベントを盛り上げました。

15日の締めくくりには、登壇者が法被に身を包み、レノバと縁の深い秋田県を代表する地酒「北鹿」で鏡割りを行うと、会場内は芳醇な香りに包まれ、鏡割りを初めて目にする海外の参加者からは大喝采が起こりました。イベント終了後も参加者は、秋田杉でつくられた特製升を手に、盛大なイベントの余韻を味わいました。

2.OFFSHORE WIND POWER JAPAN(洋上風力発電サミット)

10th Biomass Pellets Trade & Powerに続いて、日本初の開催となるOFFSHORE WIND POWER JAPANが5月15日~17日に開催されました。本サミットでは、急速に発展する日本の洋上風力発電業界について、4月に施行された海洋再エネ法※の紹介、政府主導により整備される港湾などのインフラ環境や目標、市場規模と事業者の活動の最新情報などが紹介されました。レノバからは木南が登壇し、大きく成長する日本市場で躍進するため、一層の事業推進を図り、プロジェクトに携わる方々と一体となって日本の洋上風力発電事業の未来を創っていきたいとプロジェクトに掛ける熱い想いを述べ、意気込みを示しました。

「Offshore Wind Power Generation in Japan ~Cutting Edge Perspectives~(日本の洋上風力発電の最前線から)」と題した基調講演の中で木南は、日本国内の洋上風力発電事業の変遷や今後のポテンシャルに加え、海洋再エネ法のプロセスになぞらえた事業者側のタスクについて説明しました。また、洋上風力発電事業の実現を叶えるため、1)日本特有の自然条件、2)地域との共生、3)エンジニア能力、4)インフラ整備、5)系統への接続、6)ファイナンスの6つのキーポイントを挙げ、レノバが2014年より推進している秋田県由利本荘市沖の洋上風力発電プロジェクトの進捗を紹介しました。レノバが事業開発で最も大事にしている「地域との共生」なくして洋上風力発電事業は成り立たないと訴えると、海外からの参加者は熱心に耳を傾けていました。

※海洋再生可能エネルギー発電設備の整備に係る海域の利用の促進に関する法律

レノバが計画する秋田県由利本荘市沖の洋上風力発電プロジェクトについて

発電方式:着床式洋上風力
出力:約700MW
風車:8~9.5MWクラス
本数:70~90本
配列:2列
事業主体:秋田由利本荘洋上風力合同会社
•株式会社レノバ
•エコ・パワー株式会社
•JR東日本エネルギー開発株式会社
•東北電力株式会社
CO2削減効果:約100万トン/年(※現時点での暫定的な試算値)


情報提供:JPubb

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