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2019-04-22 00:00:00 更新

三菱商事向けの新造LNG船を「Diamond Gas Sakura」と命名

  • LNG

三菱商事向けの新造LNG船を「Diamond Gas Sakura」と命名

2019年04月22日

~米国キャメロンLNGプロジェクトに従事~

当社と三菱商事株式会社(以下三菱商事)、東邦エルエヌジー船舶株式会社(以下東邦エルエヌジー船舶、注1)と東北電力株式会社(以下東北電力)による共同出資会社(注2)が保有する新造液化天然ガス(LNG)運搬船の命名式が、4月19日に三菱重工業株式会社長崎造船所で行われました。

式典では、LNGの供給先となる東邦ガス株式会社の冨成義郎代表取締役社長ならびに東北電力の阿部俊徳取締役常務執行役員が同船を「Diamond Gas Sakura」と命名し、両ご令室による支綱切断が行われました。船主の代表をはじめとする多くの関係者が出席し、当社からは常務経営委員の河野晃らが参加しました。

本船は三菱商事の完全子会社Diamond Gas International Pte. Ltd.との長期定期用船契約に基づき、5月15日の竣工後約20年間、米国ルイジアナ州で三菱商事と当社が共同参画する米国キャメロンLNGプロジェクトなどのLNG輸送に従事する予定です。船舶管理は当社グループが担います。

昨年竣工した「Diamond Gas Orchid」、「Diamond Gas Rose」と同じく最新鋭の船体構造と推進システムを組み合わせた「サヤリンゴSTaGE」(注3)を採用し、LNGの積載効率を高めると同時に燃料消費量と二酸化炭素(CO2)排出量の削減を実現します。

当社は中期経営計画“Staying Ahead 2022 with Digitalization and Green”に基づき、今後もLNG船隊整備計画を推進して運賃安定型事業のさらなる積み上げに努めます。


(注1)東邦エルエヌジー船舶株式会社
東邦ガス株式会社100%出資のLNG船保有会社。

(注2)共同出資会社LNG船の保有ならびにLNG輸送事業を目的として、Diamond LNG Shipping 3 Pte. Ltd.をシンガポールで設立。出資比率は当社40%、三菱商事40%、東邦エルエヌジー船舶10%、東北電力10%。

(注3)「サヤリンゴSTaGE」
LNGの積載効率を高めつつ、軽量化や空気抵抗軽減を可能にした「サヤリンゴ」形状を採用し、上部が下部より膨らんだリンゴ形状のタンクが、船体と一体構造のタンクカバー(さや)で覆われている特長を持つ船型。また、推進機関には高効率再熱舶用蒸気タービン機関と2元燃料ディーゼル電気推進機関を組み合わせたハイブリッド2軸推進方式STaGE (Steam Turbine and Gas Engines) を採用しており、燃料削減とCO2排出量の削減が可能。

「Diamond Gas Sakura」

<本船概要>
(1)全長:293.5メートル
(2)全幅:48.94メートル
(3)総トン数:144,828トン
(4)主機関:STaGE (Steam Turbine and Gas Engines)
(5)積載容量:165,000m3
(6)建造造船所:三菱造船株式会社/三菱重工海洋鉄構株式会社
(7)船籍:バハマ

集合写真 前列左から
7番目 東邦ガス 冨成社長
5番目 東北電力 阿部常務執行役員
2番目 当社常務 河野晃

支綱切断後の本船

<関連リンク>

以上

掲載されている情報は、発表日現在のものです。
その後、予告なしに変更される場合がございますので、あらかじめご了承ください。


情報提供:JPubb

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