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≫ 2019-04-22 00:00:00 更新

ドローンとAIを活用した太陽光パネル点検サービスを開始～点検の効率化と異常箇所の早期発見により売電収入の確保に貢献～

NECネッツエスアイ、ドローンとAIを活用した太陽光パネル点検サービスを開始
～点検の効率化と異常箇所の早期発見により売電収入の確保に貢献～

2019年4月22日
NECネッツエスアイ株式会社

NECネッツエスアイ株式会社（本社：東京都文京区、代表取締役執行役員社長：牛島祐之、東証1973 NESIC、以下 NECネッツエスアイ）は、ドローンによる空撮とAIによる自動検知を活用した太陽光パネルの点検サービス（太陽電池モジュール点検サービス）を開発し、6月から提供を開始します。
本サービスは、サーモカメラを搭載したドローンで空からメガソーラーの太陽電池モジュールを撮影し、空撮した赤外線画像を、NECの最先端AI技術「NEC the WISE」（注1）の1つである「RAPID機械学習技術」（注2）により解析し、レポート提出までを行うサービスです。従来、人の手で行っていた撮影作業と目視点検、レポートの作成を自動化することにより、作業にかかるコストを約60％以上削減（注3）するなどの大幅な費用削減を実現します。また、撮影から異常箇所特定、レポート作成までの時間を1/4以下に短縮し、早期にメンテナンスを行うことで、安定した売電収入を確保します。
NECネッツエスアイは大型のメガソーラーの受注実績（注4）を有しており、その中で蓄積した100万枚以上の空撮データを用いてAIに学習させることで、本サービスにおける異常検知率は90％以上を実現しています。加えて、お客様のご要望に応じてドローンの飛行申請、空撮、解析、レポートの自動化のみならず、NECネッツエスアイの保守サービス体制を活用し、モジュールのメンテナンスサポートまでをワンストップで提供することも可能です。
なお、第1号ユーザーとして、三峯産業株式会社（本社：神奈川県横浜市、代表取締役：峯岸貞之）が保有している約2MWの発電所において、本サービスの提供を開始します。
NECネッツエスアイは、ドローンを含むロボティクス事業を推進（注5）しており、2020年までにロボティクス事業関連売上累計約20億円を目指します。

このリリースの画像：
▼サービス提供イメージ
http://www.jpubb.com/press/image.php?image=1424779
▼異常箇所（ホットスポット）検出イメージ
http://www.jpubb.com/press/image.php?image=1424780

参考価格（税抜）

■点検からレポート作成まで１回あたり
2MW：40万円～
10MW：110万円～

以上

注1：「NEC the WISE」(エヌイーシーザワイズ)は、NECの最先端AI技術群の名称です。"The WISE"には「賢者たち」という意味があり、複雑化・高度化する社会課題に対し、人とAIが協調しながら高度な叡智で解決していくという想いを込めています。
NEC the WISEについて

注2：RAPID機械学習技術
ディープラーニング技術を搭載し、事前に手本となるデータを読み込むことで傾向を自動で学習するため、データの分類／検知／推薦などの高精度な判断が可能。また、NEC北米研究所の独自技術により、分析エンジンの高速化と軽量化の両立を実現。これにより、大規模なマシンリソースを必要とせずにサーバ１台から分析処理ができるため、幅広い業務や企業への適用が可能。
RAPID機械学習技術について

注3：約40MW相当規模の発電所における年間費用の当社想定比較

注4：大型メガソーラーの受注実績について

注5：NECネッツエスアイのロボティクス事業について

※ 記載されている会社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。

「太陽電池モジュール点検サービス」に関する情報

太陽電池モジュール点検サービス

SDGs(持続可能な開発目標)への貢献

SDGsとは、「誰一人取り残さない」持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現のため、国連で採択された2030年を年限とした17の国際目標です。
NECネッツエスアイグループでは、「コミュニケーションの創出による価値提供」を通じて、世界中の人々が安心・安全で豊かに暮らせる社会の実現をめざし、SDGsの目標達成に貢献してまいります。