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2019-04-18 00:00:00 更新

米国子会社SOFEC社、ペトロナス社FLNGの移設に伴う係留設備関連工事を完了


2019年4月18日
三井海洋開発株式会社


米国子会社SOFEC社、ペトロナス社FLNGの移設に伴う係留設備関連工事を完了


三井海洋開発株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:香西勇治)の米国子会社SOFEC, Inc.(以下「SOFEC 社」)は、マレーシアの国営石油会社であるPetroliam Nasional Berhad (以下「ペトロナス社」)の子会社より、FLNG(Floating LNG Production Unit:浮体式液化天然ガス生産設備)の移設に伴う係留設備関連工事(以下「本案件」)を受注しておりましたが、今般据付工事を完了しましたので、お知らせいたします。


本案件は、SOFEC社製の大型係留設備を採用し、2016年12月にFLNGとして世界で初めて液化天然ガスの生産を開始したペトロナス社の“PFLNG SATU”の操業地移動に伴う工事です。SOFEC社は、本FLNGの操業地移動に伴い新たに必要となった係留索(チェーン)及びアンカーの設計から機器購入、建造、据付までの一括工事を行いました。


本係留設備は、浮体式生産設備の船体外部に組付けられるエクスターナル・タレット(External Turret)と呼ばれる一点係留設備であり、係留される浮体式生産設備は、風見鶏のように波や風、潮流からの外力が最も小さくなるよう係留装置を中心として自由に回転し、悪天候下でも安定した操業を行うことができます。水深70mから200mの範囲に対応するように設計された本係留設備は、洋上のあらゆる天候下で長期間液化天然ガスの生産を行う本FLNGの安全操業を支援する重要な役割を担っています。


本FLNGは、マレーシアのサラワク州沖合の水深約75mの海域に位置するKumangクラスター・ガス田の海上にて液化天然ガスの生産に供されてきましたが、本年2019年3月に同国サバ州沖合の水深約120mのKebabanganクラスター・ガス田に移設されました。


海洋石油ガス業界において注目を浴びるFLNGプロジェクトは、最終投資決定済みのものが計4件ありますが、SOFEC社はそのうち3件のFLNG向け係留設備を受注しており、同領域での圧倒的な実績を誇っています。


公式ページ(続き・詳細)はこちら
http://www.modec.com/jp/news/pdf/20190418_pr_SOFEC_PFLNG1_jp.pdf


情報提供:JPubb

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