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2019-04-17 00:00:00 更新

米国産液化天然ガス(LNG)に係る事業の売却プロセスの再開に関するお知らせ


2019 年4月 17 日
株式会社 東芝


米国産液化天然ガス(LNG)に係る事業の売却プロセスの再開に関するお知らせ


当社は、本日開催の取締役会において、当社が 2018 年 11 月8日付「(開示事項の経過)米国産液化天然ガス(LNG)に係る事業からの撤退及び関係会社株式評価損(個別)の計上に関するお知らせ」にて公表の、当社と中国の新奥生态控股股份有限公司(以下、ENN 社)の間で締結した当社連結子会社である東芝アメリカ LNG コーポレーション(以下、TAL)の発行済株式の全てを ENN 社へ譲渡する株式譲渡契約を、当社として解除することを決定し、ENN 社へ通知したことをお知らせします。また当社は、米国産液化天然ガス(LNG)に係る事業からの撤退方針を維持し、同事業の第三者への売却プロセスを再開することを決定いたしました。当社は、全社変革計画「東芝 Next プラン」にて企業価値最大化に向けて、経営資源を注力事業へ集中していくことを表明しておりますが、非注力事業である液化天然ガス(LNG)事業については早期の撤退完了の方針に変更はなく、2019 年度中の撤退完了を目指して参ります。


当社は 2019 年4月 11 日付「(開示事項の経過)米国産液化天然ガス(LNG)に係る事業からの撤退に関するお知らせ」にて公表のとおり、ENN 社より同社取締役会にて、株式譲渡契約に基づく取引を中止すること、および当該取引中止にかかる議案を 2019 年4月 29 日同社臨時株主総会に諮ることを決議した旨の連絡を受けておりました。本日時点で、譲渡契約解除に際して必要となる契約に基づく ENN 社からの書面通知を未受領ですが、当社として現状を総合的に検証した結果、株式譲渡契約に基づく ENN 社への事業譲渡完了を目指すことの不確実性を確認するに至ったため、早期に契約を解除したうえで、迅速に同事業の第三者への売却プロセスを再開し、早期事業撤退を目指していくことといたしました。


当社は株式譲渡完了と同時に、当社グループ会社間で締結している LNG 事業に係る各契約、また当社グループと顧客との間で締結している取引契約を含む当社グループの LNG 事業に係る全ての契約も移管または解除する計画でしたが、今回の譲渡契約の解除及び売却プロセスを再開する中、当面現行契約に則り対応を継続しつつ、2019 年度中の事業譲渡を目指して参ります。


当社が 2019 年2月 13 日付で公表した 2018 年度連結業績予想には、事業譲渡の完了を前提に、一時金費用発生に伴う約 930 億円の損失計上、また 2018 年 11 月8日付で公表の 2018年度個別業績予想には当該損失を前提とした子会社株式評価損約 1,230 億円の特別損失の計上を見込んでおりましたが、今回の契約解除により当該一時金費用は発生しないことから、2019 年 3 月期決算において各損失額は計上しない見込みです。当社は現在、当該影響およびその他変動要素を勘案しながら、2018 年度業績を精査中です。開示すべき事項が生じた場合には、速やかにお知らせいたします。


以 上



情報提供:JPubb

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