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2019年 3月 7日
当社は、福島県大沼郡金山町に建設を計画している「東北電力奥会津水力館※1(以下、「水力館」という)」について、本年4月着工、2020年5月~6月頃の竣工を目指すことといたしました。
水力館は、当社初の本格的な水力発電のPR施設として、同町の道の駅「奥会津かねやま」に隣接する、只見川に面した場所に建設いたします。
館内には、水力発電の仕組みや只見川水系における電源開発の歴史、水力発電をはじめとする当社の再生可能エネルギーの活用に向けた取り組みやエネルギーミックス※2などについて学べる展示のほか、絵画と大型ステンドグラスの展示を通して只見川や奥会津地域の魅力を伝えるギャラリー、画家としても活躍する片岡鶴太郎氏による地元名産品をテーマとした絵画等の展示、只見川の電源開発に尽力した白洲次郎氏(当社初代会長)にまつわる展示などを設置する予定としております。
当社では、東北・新潟エリアに豊富に存在する再生可能エネルギーの活用に積極的に取り組んできており、水力発電については、国内最多となる209カ所を有しております。
そうした中でも、奥会津地域は、当社が草創期より大規模に電源開発を進め、戦後の復興を電力供給の面から支えるとともに、現在も当社水力発電所の総出力の約3割※3を占める重要な電源立地地域です。
当社としては、水力館を通じて、水力発電の特徴や奥会津地域における水力発電の歴史的意義、当社の再生可能エネルギーの活用に向けた取り組み、奥会津地域のさまざまな魅力などについて、できるだけ多くの皆さまに知っていただければと考えております。
また、水力館が地域に寄り添う施設として、これまで水力発電事業に多大なご協力をいただいてきた奥会津地域の皆さまに親しまれるとともに、観光客の増加など地域の活性化にも貢献する施設となるよう努めてまいります。
以上
※1 基本構想について2010年11月12日お知らせ済み。今回、名称を「東北電力奥会津水力記念館」から「東北電力奥会津水力館」に改称し、計画内容を見直したもの。
※2 さまざまな発電方法を組み合わせて生活に必要な電気をつくること。
※3 総出力約245万kWのうち、約79万kWが奥会津地域に立地している。
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情報提供:JPubb