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2019-02-21 00:00:00 更新

台湾電力公司向け大型ガス焚き複合火力発電所建設案件の受注について

台湾電力公司向け大型ガス焚き複合火力発電所建設案件の受注について

2019/02/21
丸紅株式会社

丸紅株式会社(以下、「丸紅」)は、米国General Electric Company及び米国General Electric International Inc.(以下、「GEグループ」)と共同で、台湾電力公司(Taiwan Power Company、以下、「TPC」)より大潭(ダータン)複合火力発電所8号機・9号機の建設案件(以下、「本案件」)を受注しました。総出力は2,000MW超、総受注額は約1,300億円となります。

本案件は台湾北西部の桃園市に位置する大潭複合火力発電所に、8号機、9号機を増設するものです。設計、調達から土木・据付工事、試運転までを手掛けるフル・ターンキー契約で、2022年12月の完工を予定しています。ガスタービン、蒸気タービン、発電機、排熱回収ボイラ等の主要機器をGEグループが納入し、関連補機の調達及び発電所全体の土木・据付工事等を丸紅が取りまとめます。

丸紅とGEグループは、近年タイやインドネシアにおいて大型火力発電所案件を共同で受注しており、今回の受注は、丸紅とGEグループのこれまでの実績と高い技術力・信頼性及び競争力が評価されたものです。

丸紅は、これまでに全世界で110,000MW以上の発電所建設に携わってきましたが、本案件は初の台湾での大型ガス焚き複合火力発電所建設案件受注となります。一方で丸紅は、台湾において2件のIPP(*)事業に参画し、約1,560MWの総発電容量を有しています。逼迫する電力需要に対応すべく、台湾では今後も大型ガス焚き複合火力発電所建設が計画されており、丸紅は今後も建設・運営の両面から電力の安定供給に貢献していきます。

また、丸紅はサステナビリティ経営推進の一環として、世界の気候変動対策への取組を重視しており、本案件においては環境負荷の少ない高効率発電所の建設を通じて、世界の気候変動対策への取組みに寄与していきます。

(*)IPP: Independent Power Producerの略。独立系発電事業者。

以 上

<TPC概要>
設立1946年
代表者楊偉甫
所有発電容量41,883MW(内、10,383MWはIPPが所有)
売上高5,668億台湾ドル(約20,700億円)(2017年度)
事業内容台湾における発電所・送変電設備の建設・所有・運転及び売電
<案件概要>
案件名DaTan Combined Cycle Power Plant Expansion Project Combined Cycle Power Generating Equipment
with Power Block Buildings & Facilities for Units 8&9
客先/資金TPC/自己資金
プラント構成ガス焚き複合火力発電所一式(約2,000MW)
(ガスタービン・発電機×2基、排熱回収ボイラ×2基、蒸気タービン・発電機×1基)×2系列
総受注額約1,300億円
建設予定地台湾、桃園市

<建設予定地>


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