平成30年8月30日
四 国 電 力 株 式 会 社
株式会社未来機械への出資について 当社はこのたび、太陽光発電パネル清掃ロボットの開発・販売を行うベンチャー企業、株式会社未来機械(本社:岡山県倉敷市、以下「未来機械」)に2億円の出資を行いました。
太陽光の大規模開発が予定されているインド、中東地域等の砂漠地帯では、太陽光発電所への砂塵による発電効率の低下とパネル清掃に必要な労力の増大が課題となっており、清掃ロボットの活用に期待が寄せられています。
未来機械のパネル清掃ロボットは、少人数で運搬できる軽量な可搬式であることから、効率的な清掃が可能であることに加え、砂漠では貴重な水を使用しないといった特徴を有しています。
当社としては、今後拡大が見込まれるこれらの市場において、独自に開発した競争力のある製品により積極的な事業展開を目指す未来機械の将来性に期待して出資することといたしました。
なお、今後は、当社が行う海外事業へのシナジーなどについても検討を進めてまいります。
電気事業における競争が激化する中、当社は、有望なベンチャー企業への出資など新たな収益機会の発掘・開拓に向け、鋭意取り組んでまいります。
◆株式会社未来機械の概要
設立 平成16年3月
代表者 代表取締役社長 三宅 徹
所在地 (本社)岡山県倉敷市中央 (高松ラボ)香川県高松市林町
資本金 55百万円(増資前)
従 業 員 数 14名
(参考資料)株式会社未来機械のプレスリリース
以 上
2018年8月30日
株式会社未来機械
未来機械、四国電力ほか8者による総額約7億円の出資により
海外向け大型ソーラーパネル清掃ロボットを量産へ 画像は稼働中のソーラーパネル清掃ロボット-タイプ1 / 2019年上半期に巨大太陽光発電所向けの新型モデルを量産開始予定
【高松―2018年8月30日】―香川大学発ベンチャー企業 株式会社未来機械は、四国電力(高松市、佐伯勇人社長)、小橋工業(岡山市、小橋正次郎社長)、中銀リース(岡山市、坪井宏通社長)ほか5者および既存株主である、リアルテックファンド (東京都港区、永田暁彦代表)を割当先とする第三者割当増資を実施することとなりました。
未来機械は、2008年から世界に先駆けてソーラーパネル清掃ロボットを研究開発し、自律型でハンディータイプのソーラーパネル清掃ロボットを世界で初めて実用化し、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、カタールなどの中東諸国で導入されています。
砂漠向けソーラーパネル清掃ロボットのニーズは、中東・インド地域等の砂漠地域での太陽光発電導入の飛躍的発展に伴い加速しています。これらの地域では発電所の規模も巨大化しており、ソーラーパネル清掃ロボットの必要性が高まっています。当社はこの市場動向を捉え、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)等からの支援を得て、新たに巨大太陽光発電所(10メガ∼ギガワットクラス)向け大型の新機種の開発に2016年から取り組んだところ成功し、現地からの高い評価を得て量産化が待ち望まれています。そこで量産体制を整え、2019年から海外進出を本格化します。
公式ページ(続き・詳細)はこちら
http://www.yonden.co.jp/press/re1808/data/pr007.pdf