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2018-07-30 00:00:00 更新

オーストラリア イクシスLNGプロジェクト 生産開始について

平成30 年 7 月 30 日
各 位
会社名 国際石油開発帝石株式会社
代表者名 代表取締役社長 上田 隆之
(コード番号 1605 東証第一部)
問合せ先広報・IR ユニットジェネラルマネージャー 細野 宗宏
電話番号 03-5572-0233


オーストラリアイクシス LNG プロジェクト
生産開始について


国際石油開発帝石株式会社(以下、当社)は、オーストラリア連邦において操業主体(オペレーター)としてプロジェクトパートナーと共にイクシスLNGプロジェクト(以下、本プロジェクト)の開発作業を進めておりますが、今般、電気機器の追加確認作業を含めた最終的な安全確認作業が完了し、生産井からのガス生産を開始しましたので、お知らせいたします。


生産されたガスは、沖合生産・処理施設(以下、CPF:Central Processing Facility、名称:イクシス エクスプローラー)に集められ、液体と気体に分離処理された後、液体は沖合生産・貯油出荷施設(以下、FPSO:Floating Production, Storage and Offloading、名称:イクシス ベンチャラー)に、また、気体はCPFから全長約890キロメートルのガス輸送パイプラインを経由して、オーストラリア連邦北部準州のダーウィンに位置する陸上ガス液化プラントまで輸送されます。FPSOでは液体に含まれるコンデンセートを水分等の不純物と分離してFPSO内のタンクに貯蔵した後、タンカーにて出荷します。陸上ガス液化プラントでは、不純物を除去し、ガス内に残留するコンデンセートを抽出し、またガス成分を分離・液化して液化石油ガス(LPG)及び液化天然ガス(LNG)を製造して、サイト内のタンクに貯蔵したのち、順次出荷してまいります。


本プロジェクトからの生産物については、本年度の上期末に向けて出荷※1 を開始してまいります。
※1 コンデンセート、液化天然ガス(LNG)、液化石油ガス(LPG)の順番で出荷予定。


当社は引き続き、本プロジェクトに関係するプロジェクトパートナー、地域コミュニティの方々、オーストラリア連邦政府、西豪州政府及び北部準州政府などのオーストラリアの関係者やプロジェクト関係者の方々のご理解とご協力を得ながら、本プロジェクトの成功に向けて引き続きまい進する所存です。


なお、本プロジェクトから見込まれる利益貢献を織り込んだ2018年度(2019年3月期)の連結業績予想については、原油価格の見通し等を踏まえ現在精査中であり、業績予想の修正を行う場合は速やかにお知らせいたします。


以上


イクシスLNG プロジェクト
イクシスLNGプロジェクトは、当社が操業主体(オペレーター、参加権益比率:62.245パーセント)としてトタール社(同:30パーセント)、台湾中油(CPC、同:2.625パーセント)、東京ガス(同:1.575パーセント)、大阪ガス(同:1.2パーセント)、関西電力(同:1.2パーセント)、JERA(同:0.735パーセント)及び東邦ガス(同:0.42パーセント)と共に、オーストラリア連邦西豪州沖合に位置するイクシスガス・コンデンセート田より産出される天然ガスを、オーストラリア連邦北部準州のダーウィンに建設する陸上ガス液化プラントにて液化し、年間約890万トンのLNG及び年間約165万トンのLPGとして生産・出荷すると共に、沖合生産・貯油出荷施設(FPSO)などから日量約10万バレル(ピーク時)のコンデンセートを生産・出荷する計画です。本プロジェクトは、40年という長期にわたって稼働が見込まれる世界的にも大規模なLNGプロジェクトです。当社は、1998年の公開入札により本プロジェクトが位置する鉱区の探鉱権を取得、その後の探鉱・評価作業や基本設計作業などの開発検討作業を経て2012年1月に最終投資決定しました。

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