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2018-03-23 00:00:00 更新

「島根県宍道湖流域下水道 東部浄化センター消化ガス発電事業」 発電式を開催

2018 年 3 月 23 日
カナツ技建工業株式会社
月島機械株式会社


「島根県宍道湖流域下水道 東部浄化センター消化ガス発電事業」 発電式を開催


月島機械株式会社(社長:山田 和彦)は、カナツ技建工業株式会社(社長:金津 任紀、以下、「カナツ技建工業」)と共同で、島根県(知事:溝口 善兵衛)と締結した「宍道湖流域下水道東部浄化センター消化ガス発電事業」(以下、「本事業」)に関する事業契約に基づく発電設備を建設し、3 月 23 日に発電式を行いましたのでお知らせいたします。


本事業は、民間企業が自らの資金とノウハウを活用して発電設備を建設し、下水処理場で発生する消化ガス(バイオガス)を島根県から購入して20年間の発電事業を行うものです。発電した電気は、「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法」に基づく固定価格買取制度(以下、「FIT」)を利用して、民間企業が電気事業者に売却します。島根県は、事業資金、資産の所有の必要がなく、建設用地および消化ガスを提供することで対価を得て、その対価は流域下水道事業の円滑な推進に活用されます。


当社は、下水処理場における汚泥処理に強みをもち、汚泥消化設備、ガス貯留設備および発電設備の豊富な実績を誇るとともに、上下水道におけるPFI・DBO事業をはじめとした「ライフサイクルビジネス」を積極的に展開し、長期事業運営に必要な豊富な実績とノウハウを培ってきました。


カナツ技建工業は、土木・建築を営む総合建設業者で、特に島根県内を中心に近隣県下における多数の下水処理施設や農業・漁業集落排水施設の建設及び維持管理の実績を有します。また、本事業実施施設である宍道湖東部浄化センターも、カナツ技建工業が島根県より委託を受け維持管理を行っています。


両社で発電設備の建設を行い、それぞれが保有するノウハウを最大限活用する事で、効率的で安定した発電事業の運営を行ってまいります。


当社は、これからも地球温暖化防止と循環型社会の構築に貢献する消化ガス発電事業の普及拡大に向けて、積極的に取り組んでまいります。


■本事業の概要
1.事業名 : 宍道湖流域下水道 東部浄化センター 消化ガス発電事業
2.事業場所 : 宍道湖東部消化ガス発電所(島根県松江市竹矢町1444番地)
3.施設概要 : 消化ガス発電設備 1式 設備容量 759kW(ガスエンジン253kW×3台)
4.年間発電量 : 約430万kWh (一般家庭 約1,200世帯相当)
5.発電事業期間 : 2018年 4月 ∼ 2038年 3月(20年間) を予定
6.発電設備認定 : 2015年12月に発電設備認定を取得済み
7.事業スキーム


《本リリース に関するお問い合わせ先》
月島機械株式会社 経営企画部(広報・IR 担当) TEL 03-5560-6513
カナツ技建工業株式会社 環境事業部 TEL 0852-25-5561


《消化ガス発電事業 に関するお問い合わせ先》
月島機械株式会社 水環境事業本部 PPP 事業推進室 TEL 03-5560-6540


以 上

情報提供:JPubb

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