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平成29年3月31日
総合政策
この記事を印刷環境省では、このたび、平成29年度風力発電等に係るゾーニング導入可能性検討モデル事業の対象地域として6地域(地方公共団体)を選定しましたので、お知らせします。風力発電等に係るゾーニング導入可能性検討モデル事業では、地域における風力発電等の再生可能エネルギーの推進と環境保全が両立したゾーニングの手法について検討していきます。
再生可能エネルギーの導入は地球温暖化対策の観点から重要である一方、風力発電については、立地適地をめぐって事業計画の集中が見られる等、環境面においては累積的影響の考慮の必要性などが指摘されています。
そこで環境省では、地域において、環境面だけでなく経済面、社会面も統合的に評価して、再生可能エネルギー導入を促進すべきエリア、環境保全を優先すべきエリア等の設定などを行う、ゾーニング手法の確立と普及を目的として、モデル地域を地方公共団体から公募し、各モデル地域におけるゾーニングの実践から得られた経験を踏まえて、マニュアルを策定する事業を今年度から実施しています。平成28年度は4地域において2カ年で実施中ですが、平成29年1月11日(水)から2月24日(金)まで、平成29年度から実施するモデル地域を公募しました。
有識者による審査委員会で審査した結果、下記の6地域をモデル地域として選定しました。今後、これらのモデル地域について、2カ年をかけてモデル事業を実施していきます。
平成29年1月11日(水) ~ 2月24日(金)
申請者(共同提案者) | 陸上・洋上の別 |
青森県(弘前大学 北日本新エネルギー研究所) | 洋上 |
北海道 石狩市 | 陸上・洋上 |
北海道 寿都町 | 陸上・洋上 |
静岡県 浜松市 | 陸上・洋上 |
福岡県北九州市 | 洋上 |
長崎県 新上五島町 | 陸上・洋上 |
氏名(敬称略) | 所属・役職 |
阿部 宗広 | 一般財団法人自然公園財団 専務理事 |
荒井 歩 | 東京農業大学地域環境科学部 准教授 |
勢一 智子 | 西南学院大学法学部 教授 |
中原 裕幸 | 一般社団法人海洋産業研究会 常務理事 |
錦澤 滋雄 | 東京工業大学環境・社会理工学院 准教授 |
◎村山 武彦 | 東京工業大学環境・社会理工学院 教授 |
安田 陽 | 京都大学大学院経済学研究科 特任教授 |
山本 貢平 | 一般財団法人小林理学研究所 理事長・所長 |
由井 正敏 | 東北鳥類研究所 所長 |
◎座長
情報提供:JPubb