2017 年 1 月 12 日
株式会社豆蔵ホールディングス
ネクストスケープ、映像配信サービス「dTV」において Google Widevine に対応したコンテンツ配信を実現 株式会社豆蔵ホールディングス(証券コード:3756、本社:東京都新宿区、代表取締役社長:荻原 紀男)の事業会社である、株式会社ネクストスケープ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:小杉 智、以下 ネクストスケープ)は、株式会社 NTT ドコモ(証券コード:9437、所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:吉澤 和弘)が提供するコンシューマ向け映像配信サービス「dTV」において、Google Widevine(以下 Widevine)に対応したコンテンツ配信により、より多くのデバイスでセキュアなサービスを実現しました。
ネクストスケープが Widevine に対応したコンテンツ配信を実現したことによって、Google Chrome や Mozilla Firefox等の主要なブラウザにおいてもデジタル著作権管理(以下 DRM)で保護されたセキュアなコンテンツの配信ができるようになり、マルチデバイスで快適に視聴いただくことができるようになりました。従来ウェブブラウザでの動画再生に使用されていた、Microsoft Silverlight 等の NPAPI プラグインは、主要なブラウザでサポートを打ち切る動きが進んでおり、マルチデバイスでのコンテンツ配信の実現において大きな課題となっておりました。この度、業界標準ベースのコンテンツ暗号化方式である CENC(Common Encryption)への対応と、Widevineに対応したライセンス配信の仕組みにより、視聴者は幅広いコンテンツを好きなデバイスで楽しむことができ、ユーザー視点でより快適な視聴環境の提供を支援いたしました。
【Widevine について】
Widevine は業界標準の DRM として、4K、フルハイビジョンを超える高品質な動画の配信においてセキュアな状態を実現できるコンテンツ保護の1つとして、Google 社により推進されております。 ネクストスケープは、Google 社が推進するコンテンツ保護技術である Widevine を自社製品へ組み込む資格「Certified Widevine Implementation Partner Program」(CWIP)を取得したことで、Widevine に対応したブラウザやデバイスにおいて DRM で保護されたコンテンツの配信を実現します。
【ネクストスケープについて】
ネクストスケープは、コンテンツのエンコードから PC・スマートフォン・タブレット・TV 等マルチ デバイスに向けた配信、DRM、配信に伴うシステムの構築等、コンテンツ配信ビジネスのあらゆる行程をサポートしております。その中でもコンテンツのセキュリティ保護に力を入れており、Microsoft PlayReady や Widevine をはじめとした DRM に対応したマルチデバイス向けのコンテンツ配信方式(MPEG-DASH や HTTP Live Streaming 等)をサポートし、動画配信事業者や教育系機関等、様々な業種のお客様にご活用いただいております。ネクストスケープが提供するサービスにより、今後ともコンテンツの安全な配信について、不正コピーと違法再配信からの保護を強化してまいります。
公式ページ(続き・詳細)はこちら
http://www.mamezou-hd.com/pdf/press20170112ns.pdf