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日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:平岡 昭良、以下 日本ユニシス)は、OSS(オープンソースソフトウエア)を活用したDevOps(注1)(デブオプス)を実現するアプリケーション開発環境「CDSuite」(シーディースイート)を本日から提供開始します。
昨今、企業のIT投資は、従来の基幹系業務システム(SoR:System of Record)から、ECサイトやWeb上でサービスを提供する顧客接点系システム(SoE:System of Engagement)へとシフトし、企業の情報システム部門には、ビジネス環境の変化に合わせた迅速なアプリケーション開発が要求されています。
このような状況の中、日本ユニシスは、豊富なアプリケーション開発とシステム運用の実績から培ったノウハウに基づき、開発から稼働までを自動化し、お客さまのビジネスの早期立ち上げや、ビジネス環境変化への迅速な対応を可能にする、アプリケーション開発環境「CDSuite」の提供を開始します。アプリケーション開発のスピード向上を図る方法としては、DevOpsで提唱されている継続的インテグレーション(CI:Continuous Integration)、継続的デリバリー(CD:Continuous Delivery)の手法を取り入れています。
「CDSuite」は、Java™ や.NET framework、スマートデバイスアプリなどに利用できるアプリケーション開発環境です。デファクトスタンダードである、Jenkins、GitLab®、RedmineなどのOSSツールを活用するとともに、最新技術であるDocker®(注2)を利用した仮想コンテナ形式で提供しています。また、テスト自動化ツールと連携させることで、機能テストを含めた自動化を実現します。また、スマートデバイスアプリについては、Monaca®/Xamarin™などのハイブリッドアプリ開発環境との連携も可能です。「CDSuite」を利用することにより、開発からテスト、本番環境へのリリース作業を自動化させ、DevOpsを実現します。
「CDSuite」は、開発環境PaaS(Platform as a Service)として日本ユニシス社内の新規事業企画向けの活用を検証中です。ビジネスICTプラットフォームの開発環境PaaSとしてオンプレミスおよびクラウド上の開発環境、テスト環境、本番環境をシームレスに連携させ、お客さまの業務を支える最適なサービス基盤として提供していきます。
「CDSuite」の特徴は、以下のとおりです。
■「CDSuite」の概要図
「CDSuite」のライセンス価格は、25名の利用で50万円(税別)からです。
日本ユニシスは、今回提供を開始する「CDSuite」および関連ビジネスで、今後3年間で50億円の売上を目指します。今後も日本ユニシスは、新しいシステムの迅速な構築のため、最適な環境構築やサービスを提供することで、お客さまのビジネス変革を支援していきます。
以 上
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情報提供:JPubb