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2016年3月22日
JFEエンジニアリング株式会社
JFEエンジニアリング株式会社(本社:東京都千代田区、社長:狩野久宣)はこのたび、MAN Diesel & Turbo SE社(本社:ドイツ アウグスブルグ市、CEO:Uwe Lauber、以下、MAN社)との間で、同社が製造する環境対応型船舶用エンジンを、当社が日本で内航船向けに販売しアフターサービスまで行う契約を締結しました。
当社は1964年以来、フランスのS.E.M.T. Pielstick社(現MAN Diesel & Turbo France SAS社)からライセンスを取得した中速ディーゼルエンジンの製造販売を行っております。今回MAN社との契約により、販売するラインナップに中速DF※1エンジンと中速CR※2エンジンの2種類が加わりました。
DFエンジンはLNGを主燃料としており、一般的な燃料である重油と比較して、SOxをほぼ100%、NOxを85%、CO2を20%の排出削減ができます。また、CRエンジンは、重油消費を電子制御により抑えることができ、煤煙の減少が期待できます。
当社は、国際的な環境規制に対応する舶用エンジンを提供することでお客さまのニーズにお応えし、日本の海運業界に貢献してまいります。
※1 DFエンジン・・・Dual Fuel(デュアルフューエル)エンジンの略で、重油とLNGの両方を燃料として使用可能な舶用エンジン
※2 CRエンジン・・・Common Rail(コモンレイル)ディーゼルエンジンの略で、燃料噴射を電子制御できる舶用エンジン
=当社導入機のご紹介=
▲MAN社 中速DFエンジン(12V51/60DF型)
モデル名:51/60DF、35/44DF
出力レンジ:3,180kW~18,000kW
特 長:
①有害排出ガスの大幅低減
②重油とLNGの選択使用が可能
③燃料変更が15%~100%負荷において容易
④LNG使用時は単体でIMO TIER IIIをクリア
▲MAN社 中速CRエンジン(12V32/44CR型)(=燃料は重油)
モデル名:48/60CR、32/44CR
出力レンジ:3,600kW~21,600kW
特 長:
燃料噴射を電子制御とすることで、あらゆる使用範囲において最適な燃料噴射を行うことができ、燃費向上、煤煙の低減が得られる
以上
本件に関するお問い合わせは下記にお願いいたします。
JFEエンジニアリング株式会社 総務部広報グループ TEL.045-505-1374
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