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2015-10-27 10:00:00 更新

Oracle News Release Summary: 「Oracle Solaris 11.3」により、エンタープライズ・クラウド環境とDevOpsのセキュリティ、スピード、シンプルさが向上

Press Release

Oracle News Release Summary: 「Oracle Solaris 11.3」により、エンタープライズ・クラウド環境とDevOpsのセキュリティ、スピード、シンプルさが向上

Security in Silicon、SQL in Silicon、セキュアなライブ・マイグレーション、セキュアなライフサイクル管理、自動アップグレードとロールバック、OpenStackの高可用性を完全にサポート

「Oracle OpenWorld San Francisco」発—2015/10/27

(本資料は米国2015年10月26日にオラクル・コーポレーションより発表されたプレスリリースの抄訳です)

オラクルは本日、世界最先端のエンタープライズOSの最新版「Oracle Solaris 11.3」を発表しました。この最新リリースでは、セキュリティ、仮想化、クラウド管理が強化されています。

オラクルのSolaris Core Technology担当バイスプレジデントであるマーカス・フラール(Markus Flierl)は、次のように述べています。「『Oracle Solaris 11.3』が実現するのは、安全なクラウド・プラットフォームです。当社では、安定した仮想化や時間に基づくアクセス制御といった独自のセキュリティ機能に加え、「SPARC M7」プロセッサのSilicon Secured Memoryを活用して、バッファ・オーバーリード/オーバーライトなどの一般的なセキュリティ攻撃を防いでいます。またハードウェア・オフロードによって、データやネットワーク・トラフィックの暗号化を手ごろな費用で実行可能にするとともに、幅広い暗号化モードにわたるライブ・マイグレーションを実現しているため、お客様はセキュリティと性能のどちらかを犠牲にする必要がありません」

セキュリティに対応する設計 -- 「Oracle Solaris 11.3」は、「SPARC M7」プロセッサのSecurity in Silicon機能を透過的に統合しているため、既存および将来のアプリケーションのセキュリティを大幅に向上させます。また、バッファ・オーバーリード/オーバーライトなどの一般的なセキュリティ攻撃を防ぐ、Silicon Secured Memoryに対応しています。さらに、「SPARC M7」の暗号化アクセラレーションをデータセンター全体にわたって幅広く活用できるため、パフォーマンスを低下させることなく、データベース、Java、既存アプリケーション、ZFSファイル・システム、ネットワーク、および仮想マシンのホット・マイグレーションを暗号化できるようになります。

ライフサイクル管理に対応する設計 -- 「Oracle Solaris 11.3」は、以下の3つの機能により、セキュアな環境の展開および更新を簡素化します。

  • フルスタックのパッチ適用と更新:アプリケーション、OS、ファームウェアを含む、完全で信頼できる署名済みソフトウェア・バンドルを作成可能にし、ブート時に検証します。
  • 不変の仮想マシン:追加ソフトウェアの不正インストールや構成変更を防ぎます。
  • 信頼できるパスを介した、ワンステップでの自動更新とパッチ適用:不変の仮想マシンを、シンプルかつ安全に更新できます。この組み合わせにより、組み込みの監査やコンプライアンス・レポートを含め、すべての仮想マシンのコンテンツを完全にロックダウンできます。

Oracle Database」の統合 -- 「Oracle Database In-Memory」および「Oracle Solaris 11.3」は、新しいSPARC M7 SQL in Silicon機能を完全にサポートしています。この機能により、現行のエンタープライズ・ソフトウェアや次世代の分析アプリケーションすべてにおいて、データベースの検索性能が最大10倍に向上します*。また、動的なリソース管理や、統合されたOracle RAC向け高性能ロック・マネージャーといった重要な機能によって、「Oracle Solaris 11.3」はDatabase as a Serviceを提供するための最もアジャイルなプラットフォームとなっています。DTraceによって実現される、フルスタックの観測性とトラブルシューティングは、データベースからOSカーネルに至るまでのシンプルな分析を可能にし、リアルタイムでデータベースのトラブルシューティングや調整を実施できるようになります。
* オラクル調べ

エンタープライズ向けのOpenStack -- 「Oracle Solaris 11.3」により、上記のようなセキュリティ機能をOpenStackでも利用できるようになります。「Oracle Solaris 11.3」には、ZFSベースのブート環境を活用したインスタント・ロールバックと自動アップグレードが含まれています。OpenStack Heatは、多階層のアプリケーションのオーケストレーションを実現し、Ironicはベアメタル・プロビジョニング機能を提供します。「Oracle Solaris Cluster」を活用することで、サービスの自動再起動、故障したハードウェアの退避、および災害復旧を通じて、すべてのレベルでフォルト・トレランスが実現します。また、Oracleの「Murano」Database as a serviceアプリケーションにより、プラガブル・データベースのプロビジョニングが実現し、効率性が最大で5倍に向上します*。

* オラクル調べ

エンタープライズDevOps -- 「Oracle Solaris 11.3」は、Java、「Oracle Solaris Studio」、およびOracle SPARC M7ベースのシステムと組み合わせることで、DevOpsに理想的なプラットフォームとなります。開発者は「Oracle Solaris Studio」により、ハードウェア・リソース上でのコードの効果を定量化してコードのパフォーマンスを容易に最大化するとともに、生産性を向上できます。CおよびC++の開発者は、「Oracle Solaris Studio」のDiscoverモジュールを通じてSilicon Secured Memory機能を容易に活用でき、アプリケーションのパフォーマンスに実質的な影響を与えることなく、ストール・ポインタなどのコーディング・エラーを瞬時に特定できます。また開発者はOpenStackを用いて、セキュアなライフサイクル管理を実現しつつ、この統合された継続的な展開環境を活用できるようになります。

提供開始時期:「Oracle Solaris 11.3」は現在、ダウンロードまたはアップデートが可能です。


情報提供:JPubb

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