2015 年7 月21 日

上面放熱率83％を達成で、省エネ性向上！
高効率温水式床暖房マット ＭＤ－ＸＤシリーズ 9月発売
～ヒートショックの予防を促す「暖房おすすめ」表示を新搭載した浴室暖房乾燥機も同時発売～

湯まわり設備メーカーの㈱ノーリツ（本社：神戸市、代表取締役社長：國井総一郎、資本金：201 億円、東証一部上場）は、新築・リフォーム向け温水式暖房端末の、高効率温水式床暖房マット「MD-XD シリーズ」及び、天井カセット形温水式浴室暖房乾燥機「BDV－4104 シリーズ」、ミスト機能付天井カセット形温水式浴室暖房乾燥機「BDVM4104シリーズ」を9 月１日に発売します。
これらの新商品は、同日発売予定の「GTH-C2450シリーズ」、「GTH-C2451 シリーズ」などの温水暖房付ガスふろ給湯器と組み合わせてご使用いただけます。

一般的な家庭で使う世帯あたりの用途別エネルギー消費の内訳では、4 分の1 程度が暖房の用途で使用されています。また、近年住宅の高断熱化が進み、住宅性能が向上していることから、暖房機器に使用するエネルギーをおさえることで、家計や環境においてもエコを推進します。

上面放熱率83％達成で 40℃の温水温度でも快適に！
新商品「MD-XD シリーズ」は、40℃の温水でも快適な床暖房を提供できる温水式床暖房マットです。上面放熱率※１ 83％を達成したことにより、流れる温水温度が従来品より10℃低い40℃の温水でも、快適な床面温度を保つことができます。また、即暖性能も向上し、例えば床の温度が9℃の場合、暖かさを感じる27℃までの上昇時間は約19 分で、従来品より上昇時間を約三分の二に短縮しました。
さらにランニングコストの面では、8 畳の部屋に7 割程度の面積で新商品の温水マットを敷設し8 時間使用した場合、従来品より5%程度※2 光熱費を削減できます。

■新築・リフォームに対応。サイズバリエーションは全41 タイプで展開
新商品では、これまで新設用やリフォーム用など5 つのシリーズで展開していた温水式床暖房のシリーズを「MD-XD シリーズ」に統一。新築現場はもちろん、既存の床上にも敷設が可能なことから、1 つのシリーズで新築・リフォーム両方の現場へ設置できます。
温水マットのサイズバリエーションも32 タイプから41 タイプ（特注除く）と増やし、仕上げ材は厚さ6mm の仕上げ用フローリングである、ハードタイプ7 種類・ナチュラルタイプ2 種類の計9 種類をラインアップ。設計時やご提案時に選択しやすくなります。また、専用フローリング以外にも推奨の厚み12mm・6mm にも対応します。

ポイントは配管本数！温度ムラをおさえた快適床暖房
新商品では、1 つの根太間あたりの温水が流れる配管本数を4 本から6 本に増やすことで、床上へ温水の熱を伝える上面放熱率83％を達成しました。上面放熱率がより効率的になったことで、従来品では温水温度が50℃または60℃だったところを、40℃まで下げても暖かく快適に過ごしていただけるようになりました。また、配管本数を増やしたことで、温度ムラも軽減することができ、床面をより均一に暖めます。

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http://www.noritz.co.jp/news/2015/20150721_1rie.html