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2015-02-18 00:00:00 更新

フランス・パリ市向けごみ焼却発電プロジェクトに参画

2015年02月18日

フランス・パリ市向けごみ焼却発電プロジェクトに参画

Hitz日立造船株式会社の100%子会社で、ごみ焼却発電プラント(以下、EfWプラント)の設計、建設、保守などを手がけるHitachi Zosen Inova AG(スイス、CEO:Franz-Josef Mengede / 以下、HZI)を含む企業コンソーシアム(Ivry Paris XIII、以下、IP13)は、このほど、EfWプラント(ストーカ式焼却炉:1,076t=538t/日×2炉、発電出力:約28,000kW)建設と当該プラントの運営事業を、パリ市の廃棄物処理公社SYCTOM(Syndicat Intercommunal de Traitement des Oudures Ménagères de I’Agglomération Parisienne)と、DBO(Design, Build, Operate)方式で契約しました。

IP13は、フランスの大手エネルギー事業者であるSITA Franceを中心とするコンソーシアムであり、HZIは、IP13を構成する1社として、EfWプラントの主要機器である火格子やボイラなどの設計業務、機器供給などを今後行っていきます。
本プラントは、1969年にパリ市のIvry-sur-Seine地区(パリ市中心部より南方約5km)に建設されたEfWプラント(2,400t=1,200t/日×2炉、発電出力:約63,000kW)の老朽化による建て替え施設であり、HZIは2015年度に1次設計、2017年度に2次設計、2018年度から機器供給を開始し、プラント全体は2021年の完成を予定しています。
また、本プラントにはバイオガス化施設も建設予定であり、バイオガス化のプロセスは、昨年にHZIが資産買収したコンポガス技術が採用される予定です。

HZIは、今年度には英国やアイルランド、ポーランドで既に3件のEfWプラントを受注している他、コンポガス技術の資産買収やドイツでメンテナンス事業を手がけるHNP Kraftwerkstechnik GmbHを買収するなど、欧州を中心にEfW事業を積極展開しています。
当社は、EfW事業を中心とした環境事業で世界No.1を目指しておりますが、今後もHZIなどの海外拠点と連携し、世界で拡大するEfWプラントの需要に積極的に取り組んでいく所存です。

なお、本件の概要は以下のとおりです。

1.注文主 : SYCTOM(Syndicat Intercommunal de Traitement des Oudures Ménagéres deI’Agglomération Parisienne)

2.最終需要家 : パリ市

3.業務内容 : EfWプラントの主要機器である火格子やボイラなどの設計業務および機器供給など

4.施設概要 : ストーカ式焼却炉:1,076t=538t/日×2炉、発電出力=約28,000kW

(終)

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