2014年1月21日
報道関係各位
三菱地所株式会社
グループ社員向け研修施設「高輪フォーラム」
環境省「第4回省エネ・照明デザインアワード(平成25年度)」
グランプリ受賞 三菱地所グループの社員向け研修施設「高輪フォーラム」(東京都港区高輪)が、環境省が主催する「第4回省エネ・照明デザインアワード(平成25年度)」において、「まち、住宅、その他部門」のグランプリ賞を受賞し、本日表彰式が執り行われましたのでお知らせします。
同アワードは、環境省が、照明の省エネ対策をより一層推進するために、CO2排出量を抑えた省エネ型の照明を率先して導入し、優れた省エネ効果と高いデザイン性の両立を達成している施設等を表彰するもので、地球温暖化防止施策の一環として平成22年度より実施しています。当社グループにおいては、平成23年度に「パークハウス千里中央」(大阪府豊中市、総戸数363戸)、平成24年度に「ザ・パークハウス 追浜」(神奈川県横須賀市、総戸数709戸)が優秀事例として選出されておりますが、今回初のグランプリ受賞となりました。なお、本年度は日本郵便株式会社、東日本旅客鉄道株式会社との共同事業である「JPタワー」についても、「公共施設・総合施設部門」の優秀事例として選出されています
「高輪フォーラム」では、三菱地所グループの環境基本方針を体現するモデルプロジェクトとして、大規模太陽光発電設備や太陽光集熱による給湯設備の設置、電気自動車のカーシェアリング、LED照明の広範囲にわたる採用、雨水再利用による灌水システムの導入等、先進的な試みを行いました。また、タスク&アンビエントを基本的手法に、既存樹木や建築内装それぞれの場所に相応しい照明手法を採用し、品格と暖かさを感じられる空間演出を目指しています。設計監理は三菱地所設計、施工は三菱地所ホーム、内装デザインはメックデザイン・インターナショナルと、三菱地所グループの総合力を結集した施設になっています。本アワードでは、樹木とLED照明の組み合わせにより、エコで品格のある空間を創出したことを評価頂きました。
三菱地所グループは今後も優れた環境性能と魅力的な空間を備えた施設を提供してまいります。
■施設特徴
三菱地所グループ社員の交流拠点及び当社グループの環境基本方針を体現するモデルプロジェクトとして、2013年に東京都港区高輪に開設された研修施設。同敷地内にはグループ社員向けの独身寮(全203室)も開設されています。
三菱地所グループでは、中長期経営計画「BREAKTHROUGH 2020」における行動指針の1つに“As One Team=グループ社員が一つになってビジョンに向かい進みます”と掲げ、グループ内の一体感の醸成を目指しております。本施設は、若手社員向け独身寮と合わせ社員間の対面コミュニケーションを活性化することにより、会社の枠を超えた相互理解や人的交流を促し、またグループ全社社員が共通で利用可能な厚生施設を設置することでグループ力の強化を図ります。
■照明計画
照明計画のコンセプトは、LED照明を広範囲に用い省エネに配慮しつつ、タスク&アンビエントを基本的照明手法とし、品格と暖かさを感じられる空間演出を目指すこと、としています。
■高輪フォーラム概要(独身寮部分含む)
建物用途:寄宿舎・研修所
構造規模:
寄宿舎部分(地上5階)RC造・S造
研修所部分(地上2階)RC造・木造
延床面積:8,787.04㎡
建 築 主:三菱地所㈱
設計監理:㈱三菱地所設計(照明デザイン:㈱ライティングM)
施 工:三菱地所ホーム㈱
照明デザイン:㈱ライティングM
内装デザイン:㈱メック・デザイン・インターナショナル