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2013-08-19 00:00:00 更新

中越パルプ工業(株)向け大型バイオマス発電設備の受注について

平成25年8月19日
株式会社タクマ

中越パルプ工業(株)向け大型バイオマス発電設備の受注について

株式会社タクマ(本社:兵庫県尼崎市、代表者:加藤 隆昭)はこのたび、中越パルプ工業株式会社(本社:東京都中央区、代表者:原田正文)よりバイオマス発電設備を受注いたしました。

中越パルプ工業株式会社は、昭和22年に創業し、パルプ類、紙類の製造、加工および販売を行う大手総合製紙メーカーです。
またバイオマス発電設備を設置する川内工場(鹿児島県薩摩川内市)は日本の竹を原料とした紙を生産販売する国内唯一の製紙工場でもあり、昨今全国的に拡大している放置竹林による森林荒廃の問題に対して、地域と連携し「竹紙」の生産を通じて自然循環型社会の確立に貢献しています。

本施設は、山林に放置されている未利用材などをバイオマス燃料として有効活用する設備となっております。発電規模は23,700kWで、発電した電気は「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」の設備認定を受け、電気事業者への売電が計画されています。

今回の設備では、ストーカー燃焼方式を採用し、様々な性状・形状のバイオマス燃料を受け入れることを可能としております。
国内で既に設置されている木質バイオマス発電所の多くは、燃料確保のため、建設時には想定していなかった性状・形状の木質燃料を使わざるを得ない状況になっており、結果的にプラントが所定の能力を発揮できず、不安定な燃焼・発電出力の低下などの問題を抱えております。本施設は、多様なバイオマス燃料に対応することで中長期にわたり安定的に出力を維持できる発電所として、弊社提案を採用頂けたものと考えております。

バイオマスを燃料とするボイラは、当社が最も得意とする商品のひとつであり、1950年代から木質チップやバガス(さとうきびの搾りかす)のボイラを国内外に合わせて580缶以上納入しております。昨年7月の「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」の開始により、安定的な収益が見込めるようになったことから、バイオマス燃料を用いた発電事業への取り組みが活発化しております。当社は、建設系木質チップ、製材残材、剪定枝などの木質燃料の他、食品副産物、畜産廃棄物等、様々なバイオマスに対応する技術と実績を有しており、今後とも燃料特性に応じた最適システムを提案してまいります。

【設備の概要】
工事名称木質バイオマスボイラー設備設置工事
設置場所中越パルプ工業株式会社川内工場(鹿児島県薩摩川内市)
発電規模23,700kW
ボイラ蒸発量85t/h
稼動予定2015年11月
以上

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経営企画本部企画部企画課
TEL : 06-6483-2602

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