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2012-12-07 00:00:00 更新

無線センサーネットワーク「ミスター省エネ」の新製品を発表

2012 | 2011

2012/12/07
無線センサーネットワーク「ミスター省エネ」の新製品を発表
LAN接続可能なベース・無線制御可能なノードを新たに投入

セイコーインスツル株式会社(略称:SII、社長:鎌田國雄、本社:千葉県千葉市)は、無線センサーネットワーク「ミスター省エネ」に、総務省の周波数移行促進措置に従った920MHz帯特定小電力無線(ARIB STD-T108)を使用した新製品10機種を発表しました。なお出荷は2013年2月からの予定です。

今回、新たにLAN接続が可能なEthernet(イーサネット)ベース、制御機器との接続が可能なModbus(モドバス)RTUノードを発表しました。従来のベースはRS232C接続だったため、LANに接続する際は、RS232C/LAN変換器が必要でしたが、変換器の機能も併せたベースを使用することにより、設置コストを軽減できます。またModbusプロトコルを有する各種機器との接続が可能なModbusRTUノードを使用することで、空調機等の無線制御が可能になります。

「ミスター省エネ」は、温度、湿度、照度、CO2などの各種センサを内蔵したノード(子機)と、ノードから送られてくる測定データを受信するベース(親機)および中継に使うルータ(中継機)で構成されています。建物内に複数設置したノードから送信される測定データを基に、建物内の温度、湿度、照度、CO2などの環境情報を「見える化」し、空調機器や照明の自動制御を行うことによって、低コストで省エネを実現できます。特定小電力無線を使ってデータを送受信するので、配線工事が不要で簡単に設置できます。オフィスビル、工場、店舗などの環境やエネルギー使用に関する詳細データを、低コストで計測することが可能になります。

【ミスター省エネの主な特徴】
1.省スペース

・コンパクトなため、わずかなスペースでも設置可能です。
・配線工事が不要なため、測定ポイントの変更にも柔軟に対応できます。
2.高電波到達
・2.4GHz帯と比較して、電波の到達距離が長く、障害物があっても電波が回折する特性があるため、見通しの悪い環境でも無線がよく伝播します。
3.低消費電力
・2.4GHz帯と比較して、少ない出力で送信できるため、省電力のシステム構築が可能です。 温湿度ノードは1分周期の送信で電池寿命は約10年です。
4.低干渉
・920MHz帯は、無線LANなどブロードバンド用途の無線システムの影響が少なく、各種ノイズからの電波干渉も少ないため、安定した無線システムを確立できます。

【価格】 オープン価格

【販売目標】 10,000台 (2013年度)

「ミスター省エネ」の新製品ラインナップと出荷予定

型番

出荷予定

温湿度照度ノード

SW-4210-1204

2013年2月

温湿度ノード

SW-4210-1202

2013年2月

照度ノード

SW-4210-1205

2013年2月

CO2ノード

SW-4230-1000

2013年2月

ルータ

SW-4100-1000

2013年2月

Ethernetベース

SW-4300‐1000

2013年2月

ModbusRTUノード

SW-4280-1000

2013年3月

RS232C ベース

SW-4500-1000

2013年4月

USB ベース

SW-4000-1000

2013年4月

電力量モニタノード

SW-4260-1020

2013年4月



「ミスター省エネ」の製品情報サイト http://www.sii.co.jp/wsn/

以上





セイコーインスツル株式会社
経営管理部 広報課
TEL:043-211-1185


セイコーインスツル株式会社
PI部
TEL:047-337-9729

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情報提供:JPubb

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