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2018-12-14 00:00:00 更新

アルゼンチン南部の風力発電事業に出資参画

アルゼンチン南部の風力発電事業に出資参画

2018年12月14日

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三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:安永竜夫、以下「三井物産」)は、仏エネルギー大手トタル社傘下の再生可能エネルギー発電事業会社Total Eren S.A.(以下「Total Eren社」)より、アルゼンチン南部で風力発電事業を推進するVientos Los Hercules S.A.の株式34%を12月13日に投資子会社を通じて取得しました。

本事業は、ブエノスアイレス南西約1,500kmに位置するサンタクルス州ピコ・トルンカド市付近の350ha敷地に、総発電容量97.2MWの風力発電設備(3.6MWの風車27本で構成)を建設し、20年に亘りアルゼンチン卸電力市場運営会社であるCAMMESAに米ドル建てで売電するものです。総事業費は約220百万米ドル(約250億円)で、2019年半ばの商業運転開始を予定しています。三井物産は、これまで国内外で培ってきた発電事業の知見を活用することで、本事業の着実な完工と円滑な事業立ち上げに貢献します。尚、今回の株式取得に併せ、世界銀行グループの多数国間投資保証機関(以下「MIGA」)と政治的リスクおよび非商業的リスクから生じる損失に対する投資保険契約を締結しています。

アルゼンチン政府は、2015年にエネルギーに関する新たな法律を制定し、国内の再生可能エネルギー供給率を2018年までに8%、2025年までに20%達成することを目指しています。この目標達成に向け世界銀行の支援を受ける国際入札プロセス「RenovArプログラム」では、これまでに太陽光・風力・バイオマス・小規模水力など、本事業を含めた発電プロジェクト59件が落札されており、三井物産にとってアルゼンチンにおける初の発電事業になります。

三井物産の発電事業における持分発電容量9.1GW(2018年9月末現在)のうち、再生可能エネルギーは16%を占めており、2030年までにこの比率を30%に引き上げる目標を掲げています。また、中期経営計画において機械・インフラ領域を中核分野と位置づけ、強固な収益基盤づくりを目指し、生活に欠かせない社会インフラの長期安定的な提供を通じ、より良い暮らしや国創りに貢献していきます。

事業概要

1) 事業会社名Vientos Los Hercules S.A.
2) 出資構成Total Eren社 66%
三井物産(100%投資子会社経由) 34%
3) プロジェクト所在地アルゼンチン共和国サンタクルス州
ピコ・トルンカド市付近
4) 発電容量97.2MW(3.6MW風車×27本)
5) 総事業費220百万米ドル(約250億円)
6) 運転開始時期2019年半ば(予定)
7) 売電先CAMMESA (亜国卸電力市場運営会社)

事業所在地

現場写真

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三井物産 広報部 中込龍
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